2歳はどんなテーマの絵本がおすすめ?
絵本を読んでいるとどんどんページをめくってしまう
イヤイヤ期まっただ中で絵本に見向きもしてくれない
というお悩みに、3歳までに10,000冊以上の絵本を読み聞かせてきた筆者がお応えしていきます。
2歳は、身体の成長とともに心もどんどん成長する時期。
早く大人になりたいな!という気持ちが芽生え、何でもひとりでやりたがるお子さんもいますよね。
一般的にイヤイヤ期にと言われるそんな時期は、「じっとして絵本を読み聞かせられない」こともあります。
そんな時は、2歳が興味を持ちやすいテーマやモチーフを選ぶことによって、急に絵本に興味を持ちだすこともあります。
今回は、敏感期の2歳児が興味を持つテーマや、伸ばしたい知育テーマをもとに、おすすめの絵本をご紹介していきます。
イヤイヤ期の読み聞かせのコツなどをお話していきます。
「魔のイヤイヤ期」に奮闘するママさんパパさんへ。
イヤイヤ期の読み聞かせのコツなどをお話していきますよ!
2歳の絵本の選び方|身に付けたい知育テーマ
まずは、知育的に2歳児にはどのような本がいいのか、お話していきます。
2歳向けの絵本は、以下のような知育ポイントに添って選ぶことをおすすめします。
①生活習慣を身に付ける絵本
②人を助ける心を育む絵本
③会話力を育む絵本
④2歳独自の興味を深める絵本
何でも自分でやりたがる2歳児に困っているパパママも多いですよね。
つい、ダメ!とか危ない!といって止めてしまいがちですが、この時期は絵本などを使って、お着替えや歯磨きなどの生活習慣を楽しく身に付けることがおすすめです。
やりたい気持ちを後押しするなら、お手伝いの絵本を使って新たな経験を積むのもいいですね。
自己と他人の違いを意識し始める時期でもあるので、思いやりを描いた絵本で人との関わりを学ぶこともこの時期は大切なことです。
また、イヤイヤ期のお子さんが言葉で表現できないもどかしさを解消してあげるためには、語彙を増やす絵本も必要です。そんな時は、リズミカルな言葉遊びをしながら、自然と言葉が習得できる絵本を選ぶといいでしょう。
- 生活習慣を身に付ける →自分でできたを増やせる絵本
- 人を助ける心を育む →お手伝いを後押しする絵本
- 会話力を育む →リズミカルに自然と言葉を覚える絵本
- 2歳独自の興味を深める →大きさや色を比較する絵本
生活習慣を身に付ける|自分でできたを増やせる絵本
ひとりで服を着たがったり、逆にお風呂に入るのをいやがったり、親としては、イライラハラハラしとおしですが、子どもが積極的にしたがる行動は、見守ってあげたいものです。
そんなときは、服を着ること、歯磨き、お風呂の入り方などを、上手に教えてくれる絵本がおすすめです。
はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!
「ぼく はみがき だいきらい」ご飯を食べて汚れてしまったたっくんのお口に、しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ 「はみがきれっしゃ」がやってきました。はみがきれっしゃの活躍で、たっくんの歯はキレイになるのでしょうか?
イヤイヤ期まっただ中の、歯磨き嫌いのお子さんには、「はみがきれっしゃ」が大助かりです。男の子女の子関わらず、かわいいはみがきれっしゃの活躍のとりこになりますよ!
おおきな歯にいろんなものがはさまっててビックリ!
ぱんつのはきかた
一人でトイレに行って、一人でパンツをはこうとするブタの女の子。じっくり真剣に取り組むこぶたの表情に思わずほっこり。やっとはいたと思ったら、「あーあせっかくはいたのにうらがえし」と愉快なオチが待っています。
子どもがパンツをはくのって、こんなに大仕事なんですね!まんまるな体にコミカルな表情がとってもかわいいブタさんで、子どももすぐ大好きに。この絵本を読んで、まだおむつを卒業するまえに、パンツをはく練習をした我が家です。トイトレにもぴったり。
ブタさんころがっちゃうね~笑
\トイトレ絵本のおすすめもご紹介しています/
わにわにのおふろ
お風呂場に入ってきたのは、なんと怖い顔をしたワニのわにわに。わにだって、体を洗い、シャワーの浴びるし、お湯にもつかるんです。じゃばじゃばお湯をためて、ぽくんとおもちゃを浮かべて…こんなひとつひとつの動作が大切そうでおもしろかったら、だれでもお風呂大好きになっちゃいそうです。
わにわにシリーズの中でも特におすすめの絵本です。こわもてのわにわにが、お風呂が大好きなのが、子どもにはツボるようです。きゅるりと蛇口をひねって~ぽくんとおもちゃをうかべて~ずりずりしてお風呂にはいろ~なんて、親もつい口にしちゃいますよ!
おふろだいすき~
とりかえっことりかえっこ
可愛い果物たちが、自分の服を脱いで、とりかえっこ。だけどやっぱり似合わない…。元に戻してみると、ほら!やっぱり自分の服が一番さ!
「よいしょ」「ぬぎぬぎぬぎ~」「しゅるんっ」など、つい真似して服を着たくなります。掛け声とともに練習しているうちに、ひとりでも上手に着られるようになります。3歳のいまでもこうやってお着換えしています!
自分には自分の服がいちばんなんだ~
おやすみ、はたらくくるまたち
クレーン車、ミキサー車、ブルドーザー子どもの大好きな働く車が大集合。働き者の車は、夜になるとしっかり寝るんです。
ねんねを嫌がるお子さんに。昼間は元気にはたらき、夜はしっかり眠る。単純だけど大切なことをユーモアあふれる車たちが教えてくれます。クレーン車も眠る、シャベルカーも眠る、ひとつずつ眠るごとに、自然と眠気だ誘われそうな、寝かしつけにピッタリの絵本
はたらくときはかっこいいけど、寝てる顔はかわいいなあ
人を助ける心を育む|お手伝いを後押しする絵本
おでかけのまえに
今日は家族でピクニックに行く日。張り切って準備を手伝うあやこちゃんですが、あらあら、お弁当はやお父さんのバッグはぐちゃぐちゃ、あやちゃんのお顔がお化粧だらけ…
失敗しながらも、お手伝いしたい気持ちがかわいい絵本です。しかし、わが子となるとそうも言ってられない! 出てくるお母さんお父さんが見守る様子に、子どもの失敗にイライラする自分を反省させられます。パパにも読んでほしい絵本です。
ぼうしもわすれないでね!
いろいろおてつだい
はなちゃんが、食事のしたくをお手伝い。「おてつだい おてつだい なにしよう?」食器をはこんだり、テーブルをふいたり、かんたんなお手伝いだけどいろいろできるね。
簡単なお手伝いのヒントになる絵本です。こんな風に、自ら「やってみたい」という気持ちが芽生えるといいですよね。最後はまだやったことのないお手伝いを想像し、胸を膨らませるはなちゃんの様子にほっこりします。
この本を読んで、おはしならべるのが上手になったよ!
せんたくやさんのググ
洗うのが大好きなアライグマのググはせんたくやさん。ゾウさんの大きな洗濯物にビックリ!ひとりでは無理と声をかけた、色々な動物たちがお手伝いに来て、斬新な洗濯方法を編み出します。
パパのシャツは、ぞうさんみたいにおっきいね~ ぽいぽい(わが子)のパンツはリスさんのかな?なんて会話をしながら、洗濯ものを一緒にたたむのが楽しくなりました。
ゴロゴロしわのばし作戦が得意なんだ!
しろくまちゃんのほっとけーき
たまご落としたり、粉をまき散らしたり、失敗しながらつくったホットケーキの味は格別。「ぽたあん」「ぴちぴち」「ぺたん」て焼いたらできあがり。
いわずと知れたお手伝い本のロングセラー。子どもが大好きなホットケーキを一緒につくってみませんか? つくるだけではなく、最後は後片付けがあることまで教えてくれるのが良本だと思います。
ひっくり返すのは、まだできないんだ~
サンドイッチ サンドイッチ
一緒にサンドイッチづくりはいかが? ふわふわのパンにバターを塗って、レタスをのっけて、お次はトマト。大人気の小西恵子さんの食べ物シリーズ。
登場する食べ物は、みずみずしく鮮やかでどれも実においしそう!簡単なサンドイッチなら、2歳の子でも楽しんでお手伝いできます。三角の固形チーズが見つからなくて、子どものこだわりを満たせず、苦労した思い出があります。食育にもいいです。
ちゃんと絵本のとおりにサンドイッチつくったよ~
会話力を育む|リズミカルに自然と言葉を覚える絵本
おおきなかぶ
パパママ世代にも親しまれてきたベストセラー。おじいさんが育てたおおきなかぶを、おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんをよんできて、おばあさんはまごをよんできて…
「うんとこしょどっこいしょ」の掛け声がここちいい絵本です。ねずみがねこをひっぱって、ねこがいぬをひっぱって、いぬがまごをひっぱって、リズミカルに繰り返しているうちに、いつのまにか子どもが諳んじるように。
まだ読めないけど、すっかり覚えちゃったよ
めんのめんめん
幕が開いて登場するのは、おいしい麺の数々。てんぷらそばにナポリタン。やきそば、ラーメン、カレーなんばん……。世界各国の麺たちが、素敵な衣装を着て、舞台にお目見え。
表紙は地味目ですが、これが大ヒット!中の華やかでおいしそうな世界に子どもはくぎ付けです。まるで歌舞伎の口上のように繰り広げられる、テンポのいい言葉たちは、早口言葉のようになるので、親は練習が必要です(笑)
「みざる きかざる いわざる」も「食べざる」とは言わざるの「ざるそば」。
みたいみたいみてみたい
ふつうのカバは水中にいるけど、ふつうの影は動かないけど、でももしかして……夢いっぱいの「こんなふうだったらいいな」が詰まった、想像する楽しさを子どもに伝える絵本。(出版社内容紹介より)
こうだったらいいのにな~という子どもの柔軟な発想をさらに柔らかくしてくれそうな、想像が楽しい絵本。富士山がプリンになったら、、くじらとお風呂に、、子どもの夢がいっぱい詰まっています。
富士山がプリンなら、たくさん食べれるなぁ
月ようびはなにたべる?
月曜から日曜まで歌に合わせて、様々な食べ物と動物が登場するアメリカのわらべ唄絵本。はらぺこあおむしのエリック・カールさんのコラージュは、ページごとに色彩が変わり印象的です。
巻末に楽譜が付いているので、歌って読み聞かせることができます。月曜日からはじまり、火曜、水曜…… 最後の日曜には月曜~日曜まで通しで歌うので、スムーズに読むのが案外難しい。英語版もおすすめです。
水曜のズープってどんなの?
わたしはだあれ?
あひるちゃんがすわっていると、「だあれ?だあれ?わたしはだあれ?」「あひるちゃ~ん!」みんあだあれって言ってほしいのに言ってもらえないのはだれでしょう?
「だあれ?」の単調なリズムが癖になり、子どもと問いかけするのにとても楽しい絵本です。絵のように目隠しするのを、子どもが「やってやってー」とリクエストしてきます。しばらく「だあれ?」が口癖になること間違いなしです。
さいごに「当ったりー」ていうのがすきなんだよね。
おやおやおやさい
野菜たちのマラソン大会で繰り広げられる、韻を踏んだ言葉遊びが楽しい絵本。「そらまめ そろって マラソンさ」「りっぱなパセリは つっぱしる」さて、一等賞はだれでしょう?
野菜嫌いでも、こんなに楽しいマラソン大会なら大好きに。急いでお口に入れたくなっちゃうかも! ゴロが良くすぐ覚えられるので、「そらまめそろって~?」「まらそんさ!」など標語のようにして覚えるのが一時期わが家で流行りました。
きゅうりは、きゅうにとまれない!
2歳独自の興味を深める|大きさや色を比較する絵本
2歳頃の子って、石や小さい人形などを永遠と並べ続けるってこともありますよね。
親としては不思議ですが、あれは大きさや色を「比較」する知性を育むのに必要な行動だそうです。
わが家もそうでしたが、そんなお子さんには、様々な比較を視認化した絵本を選んであげると、想像以上にヒットするのでおすすめです。
おおきいの ちいさいの
大きいボールは、ぼんぼんぼよ~ん!小さいボールは、ぽんぽんぽよん。ぼーる、おなべ、たいこ、らっぱ…おもちゃ箱から飛び出した「おおきいの」と「ちいさいの」が、楽しい音を繰り広げます。
おおきいとちいさいをオノマトペで紹介する楽しい絵本。おおきさが違うとこんなに違う音がでるんだね~と驚いたような顔をしてくれます。
大きいじょうろは、じゃー。
小さいじょうろは、しゃー。 だよ。
ながいでしょ りっぱでしょ
ぞうさん、きりんさん、へびさん、だちょうさん、それぞれみんな「ながいもの」を持ちよって自慢大会がはじまるよ。え?にわとりさんにも「ながいもの」あるの……?
動物たちの長い鼻や足が、それぞれ意味があって長く、役立つことがわかります。ながいことがえらいのではなく、みじかいのも個性。みんなりっぱな誇れるものがあるんだということが学べる絵本です。単純な比較絵本に終わらないところが良いです。
にわとりさんにはびっくりしたよ~
いろいろバス
あかい バスが やってきました。誰がおりて、誰が乗るのかな? 色とりどりのバスに乗り降りするのは、思いもよらない驚きのモノ!
子どもが好きな、カラフル・細かい探し物要素がギュッとつまった一冊。いまでも定期的に読み続けている我が家のお気に入りです。終点で、赤、黄色、緑、黒、ピンク、白、茶色のバスからいろいろなものが一斉に降りてくる見開きは必見です!
かわいいものがいっぱい乗っててうれしいなぁ
やさいのおなか
どこかで見たようなふしぎな形。これは何でしょう? ページをめくるとわかる正体は、野菜の断面。身のまわりにある野菜のおなかが、迫力のサイズでみられます。
モノクロで表現すると、けっこう難しい野菜の断面クイズ。実際に野菜をきってみて、比べてみたり、ハンコにして押してみるのもおもしろいです。食育と自然科学のいいとこどりの絵本。
実験が楽しい自然科学の絵本を紹介しています /
おしり
様々な動物の「おしり」だけにフォーカスした絵本。かばのおしりは「どん でか ばーん!」マンドリルのおしりは、きらきら! 形も色も違う、個性豊かなおしりたちを見比べましょう。
形、色、模様、全然違う動物のおしり。さぁ存分に「おしり」を比べてみてください。最後に答えがのっているので、クイズとしても楽しめます。動物園にいったら、これからは「おしり」にも注目ですよ!
マンドリルのおしり見てみてね!
ふしぎなナイフ
どこにでもある普通のナイフが、ぺージをめくっていくと、まがる。ねじれる。とける。ちらばる…… マジックのような、なんとも不思議な出来事を1本のナイフが繰り広げます。
硬いナイフがこんなに形状を変えるなんて、ありえないんだけど子どもを引き付ける魅力のある絵本です。曲がるとねじれるの違い、ほどけるってどういうこと? 言葉で説明するのが難しいことを1本のナイフがやってみせることに感動します。
「おれる」と「われる」ってどう違う?
イヤイヤ期をのりきる|だだっ子を巧みに描いた絵本
2歳の困ったイヤイヤ期には、まさにイヤイヤ期を描いた絵本がおすすめ。
言うことを聞かないとオバケが来ちゃうよ!なんて子どもは怖がらない?
でも2歳頃の子どもたちは、「ちょっと怖くてちょっと可愛い」そんな世界が大好き。
共感力が育ってきている2歳では、きっと絵本のだだっ子に自分の姿を重ねることができます。
絵本そのものを嫌がる子には、寝る間際など落ち着いているときに少しずつ読んであげてください。
いやだいやだの絵本 4冊セット
せなけいこさんが描く、イヤイヤ期にピッタリの絵本セットです。
・にんじんすきなこは?と問いかける『にんじん』
・もじゃもじゃ頭をきれいにする『もじゃ もじゃ』
・なんでもすぐに「いやだ」っていうルルちゃんが主人公の『いやだ いやだ』
・ねないこはおばけになっちゃう『ねないこ だれだ』
この絵本のとおり、2歳頃の子って本当に泣いたり怒ったり忙しい! イヤイヤして言うこと聞かなかったり、ねないとこうなっちゃうんだという気づきを子どもに与えられます。どの本もおすすめです。
おばけのやだもん
やだやだ、だだっこは、やだもんがくっついておばけにしちゃうぞ!おばけのやだもんは、今日もだだをこねる子を探しているよ。そんなやだもんが歯を磨かないさっちゃんに会うと…
三角お目目のちょっと怖い「やだもん」。捕まったら同じ姿になっちゃうんだから子どもにしてはそんなのたまりません! 怖がらせすぎず、ユーモアがあるのでイヤイヤ期におすすめの絵本です。
やだもんにつかまっちゃうよう…
ノンタンぶらんこのせて
ノンタンはぶらんこをひとりじめ。友だちになかなかかわろうとしません。いじわるするとどうなっちゃうのかな?
公園でのルールを教えるためにぴったりの絵本。まだ遊んでいたいけど、譲ってあげなきゃいけない。でもやっぱり遊びたい。そんな気持ちに揺れる2歳の背中を、やさしく押してくれます。
ノンタンがこんなにいじわるだったなんて、ショック…
ぜったいに おしちゃダメ?
これは、「ぜったいに おしちゃダメ」なボタンです。でもでも、謎の生き物の誘惑で、ついついボタンを押したくなっちゃう! 誘惑に負けて押してみると…。
絵本を読むことすら拒否!のお子さんにおすすめの一冊。おすなと言われたらおしちゃうあまのじゃくのみならず、2歳ならだれでも好奇心に負けてついつい読んでしまいそうです。
どんどんページをめくる・イヤイヤ期の絵本の読み聞かせ方
なかなか絵本を集中して聞けない。2歳児あるあるですよね。
そんなの2歳児への読み聞かせのコツは、
などがあります。
2歳の頃は、1ページを読み終わるのを待っていられず、次々にページをめくってしまうお子さんもいますよね。
わが子もそうでした! 親としては、ストーリーをきちんと理解してほしいため、これはかなりイラつく子どもの行動ですよね。
ですが、それは好奇心のあらわれなので、めくりたいままにしてあげるのがいいそうです。
子どもは、大人の6倍の速さで時間を体感しているという研究結果もあるように(ジャネーの法則といいます)、大人の6倍の速さで本を読んでいます。
そうなると、子どもなりに理解して読み進めているわけですから、大人の読み聞かせの速度は遅いにきまっています。
それを聞いて、少し心が穏やかになりました(笑)
ですから親は、そのような時は、内容をかいつまんでお話してあげるのがいいそうです。
子どもがいつも同じページまで一気に飛ばしてしまうようなら、興味のあるページだけ大げさに拡大してお話してあげても十分絵本の世界を楽しめます。
このように、短縮バージョン・創作バージョンなどを、なんとなく頭の片隅に置いておくと、ママさんパパさんの読み聞かせのハードルもぐっと下がると思います。
そして、寝る間際など落ち着いたときは、全編通して読む機会も作ってあげられるといいですね。
この方法は、とある幼児教室の先生から教わりました。
そのおかげで、わが家では3歳までに、10000冊の絵本を読んであげることができました。
イヤイヤ期まっただ中というお子さんには、先に紹介しましたまさにイヤイヤ期をおもしろく描いた絵本がおすすめです。
本を読むことを嫌がるようではお手上げですが…
寝入りばなの落ち着いたときに少しずつでも読んであげられるといいですね。
子どもに無理強いせず、親もストレスを貯めないことが、読み聞かせを続けるコツです!
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