- 3歳児にどんな本を選べばいいのか知りたい
- 感想やレビューを読んで、絵本を購入したい
- 図鑑を買いたいけど、どれを買えばいいのかわからない
- 3歳児が、科学絵本や図鑑で育みたい知育テーマは、「動物や植物の生態を絵本で知る」「様々な角度から見る面白さを知る」「自然の不思議に触れ、実験してみる」「迫力・スケール感に驚く」
- 3歳向けの科学絵本・図鑑の紹介と、おすすめできるポイント
- おすすめの科学絵本・図鑑を読んだときの3歳児の反応と感想
ひよこまめ
こんにちは!ひよこまめです。
わが子ぽいぽいに早く言葉を覚えさせ、語彙を増やすため、生後2か月から今まで読み聞かせた絵本は、10000冊以上。その中で、知育の観点や子どもの反応から、とても良かった絵本をおすすめしています。
ぽいぽい
まいにち本を読んで、本が大好きになったよ~
どこからでも読める目次
3歳におすすめの知育にいい科学絵本や図鑑とは……
この記事では、3歳におすすめの絵本〈知育にいい科学・図鑑編〉を、知育テーマごとにまとめてご紹介していきます。 3歳といえば、幼稚園に通いだしたり、新たな人との関わりが増えていく頃。言葉の理解が進み、興味の幅が広がるとともに、心も大きく成長する時期です。 外歩きをして自然と触れながら、絵本で自然科学の知識を深めていくのもいいですね! そこで今回は、ひよこまめ
- ストーリー仕立てで、「動物や植物の生態」を知る絵本
- 一部にフォーカスし、「様々な角度から見る面白さ」を知る絵本
- 自然の不思議に触れ、「実験してみたい心」を育む絵本
- 原寸大に触れ、「迫力・スケール感」に驚く絵本
知育ポイント①「動物や植物の生態」を知る絵本
動物や虫、植物の生態を知ってほしいというときに、絵本はピッタリです。図鑑コーナーで探すと扱いが少ないですが、実は絵本コーナーにも、動植物の生態を学べる秀逸な本はたくさんあるのです。 数ある絵本の中から探すのはけっこう大変なので、ここで紹介する絵本をぜひ参考にしてみてくださいね。アリのたんけん
目を奪われるのは、世界的に著名な昆虫写真家・栗林慧さんの超接写の昆虫写真の数々。アリの目から見ると、バッタもセミもトンボもダンゴムシもカブトムシもこんなに巨大で大迫力なんですね! アリ目線でいっしょに探検できる自然観察絵本です。ひよこまめ
大迫力の接写が、虫好きにはたまらない絵本。カマキリやトノサマバッタなど人間から見ると小さな虫でも、アリから見るとモンスター級の恐ろしさに見えることに驚き! 子どもには怖いかな?と躊躇しますが、子どもってリアルが大好きなんですね。この絵本をきっかけに、虫の世界にはまっていきました。
ぽいぽい
大きな虫でもかわいいなぁ!
ありとすいか
ある暑い夏の午後、ありがすいかをみつけてやってきました。これはうまいぞ、巣に運ぼう、ということになりましたが、さてどうする? だってありにとって、すいかはとてつもなく大きのです。人気絵本作家の原点となった鮮やかでユーモラスな作品。ひよこまめ
シンプルな配色が美しく、外国人作家の絵本という感じがします。黒いアリとのコントラストで、赤いスイカがなんともおいしそう! 小さなアリたちが力を合わせ、知恵を絞って奮闘する姿は、子どももと熱中してしまいます。最後に残った皮の使い方がまたユニーク!
ぽいぽい
ありになったら、すいかいっぱい食べられるのになぁ~
ぼく、だんごむし
子どもたちに人気のダンゴムシですが、じつは昆虫ではなく、エビやカニと同じ甲殻類の仲間なのを知っていますか? 落ち葉をはじめ、時折コンクリートなども食べる「自然界のお掃除屋さん」ダンゴムシ。親しみやすい貼り絵でダンゴムシの生態を描いた絵本。ひよこまめ
ダンゴムシが大好きなわが子のために、読んだダンゴムシ本の中のベストオブベスト! ダンゴムシが優しく語りかけるストーリーと、貼り絵で描かれたかわいらしいダンゴムシ。珍しいダンゴムシの生態の数々を知れば、みんなダンゴムシ好きになっちゃいそうです。
ぽいぽい
ダンゴムシっていろんなものを食べるんだね~
カンガルーの子どもにもかあさんいるの?
ええ、もちろん カンガルーの子どもにもかあさんはいるわ。あなたとおなじよ。ライオンの子どもにも、かあさん いるの? 動物の親子と同じように、あなたはあなたのかあさんに可愛がられているという、子どもに向けた力強いメッセージがこもった絵本。エリック・カールさんの温かい画風も魅力の一冊。ひよこまめ
動物も虫も、みんなお母さんから生まれてくる。繰り返される問答は単純だけど、子どもに確かな気づきを与えられる絵本。愛情たっぷり込めてゆったり読んであげると、子どもがとても安心するみたいでくっついてきます。この先もずっと読み続けたい一冊です。
ぽいぽい
みんなおかあさんから生まれてくるんだね!
ちいさいたね
秋、強い風が吹くようになると、花のタネたちは風に乗って、遠くへ運ばれていきます。その中で特別小さいタネがひとつ。旅の途中で、太陽に焼かれ、氷の山に落ち、海に落ち、砂漠に落ち、力尽きていくタネたちも…。ちいさいタネは困難を乗り越えて、やがて元気いっぱいに成長し、見事な花を咲かせます。ひよこまめ
子孫を残すことができるのは、ほんの一握りという自然界の厳しいおきて。子孫繁栄のテーマをストーリ仕立てで描いた絵本は少ないので、ぜひおすすめしたい一冊です。3歳には少し長い話ですが、ページをめくるたびに絵がガラッと変わるので、飽きずに読み進められます。
ぽいぽい
お日様にタネがやかれちゃうなんてかわいそう……
知育ポイント②「様々な角度から見る面白さ」を知る絵本
動物のうんちやおっぱい、じっくり見比べたことがありますか? 草食動物のうんちは小さくてコロコロなんだね、じゃあ肉食動物は? カンガルーのおっぱいは袋の中、24個のおっぱいを持つ動物も! ただ図鑑を眺めているだけではわからない、多角的な視点で生き物を見る楽しさを学べる絵本を集めました。みんなうんち
大きいぞうは、大きいうんち。小さいねずみは、小さいうんち。いきものは食べるから、みんなうんちをするんだね。さかなも、とりも、むしだって。形や色やにおいだっていろいろ。うんちを明るくユーモラスに、そして科学の視点からわかりやすく描いた、五味太郎さんによる傑作絵本。ひよこまめ
子どもたちがなぜか大好きな「うんち」。大人には理解不能だけど、子どもって本当にうんちが好きですよね。いろんな動物のうんちが見れるから、子どもは興味津々。食べるからみんなうんちをすると知り、うんちの大切さを教えてくれる。トイレトレーニングを控えた頃のお子さんにもおすすめの絵本です。
ぽいぽい
コロコロのうんちかわいいなぁ~
すごいな、お母さん! どうぶつのおっぱいずかん
パンダのおっぱいは、いくつ? ゾウのおっぱいは、体のどこにあるか知っていますか? いろいろな動物のおっぱいを紹介し、授乳のしくみや子育てのひみつもくわしく解説した絵本図鑑。あっと驚く、動物のおっぱいのヒミツがいっぱい!ひよこまめ
おっぱいは子どもみんな大好き。動物園に行く前に読んでみたら、着くやいなやおっぱい探しが始まってしまい、ちょっと恥ずかしい…笑 進化に伴って、おっぱいの場所が変化したり、数がたくさんになったり、おっぱいというひとつのテーマがあると、普段の動物園が想像以上に楽しめ、勉強になりました。
ぽいぽい
おっぱいがないのに、おちちをあげられる動物もいるんだよ!
だれのあし?
それぞれ特徴のある形をしている動物の「あし」。いろいろな動物のあしをクイズ形式で紹介し、そのあしが生き方や暮らしにどのように役立っているのかまでを解説してくれる絵本です。ひとつの部位に注目してくらべてみると、動物たちの多様性が見えてくる。「あし」を通して、動物たちへの理解が深まる絵本です。ひよこまめ
牛は草食動物!トラは肉食動物! と、やたら草食動物と肉食動物の仕分けが大好きな子どものために、それぞれ足にも特徴があることを教えるために買った絵本。動物の足クイズは、大人でもわかりにくいものがあったりして、子どもと盛り上がります。
ぽいぽい
いちばんすきなのは、トラの大きいあし!
知育ポイント③「実験してみたい心」を育む絵本
3歳になると手先も器用になり、工作やお絵描きに夢中になるお子さんも多いですよね。そういうお子さんに、次は親子で楽しめる科学の実験を体験してもらうのはどうでしょうか? 自然界の不思議をもっと身を持って体験してもらいたい、そういう思いに応えてくれる科学絵本を紹介します。やさいぺたぺたかくれんぼ
もういいかい。まーだだよ。なんの野菜がかくれているかわかるかな? 野菜スタンプが、ねこに?魚に?大変身!巻末には、野菜スタンプの遊び方を掲載しています。ひよこまめ
お子さんはみんなハンコ好きですよね!ただただ押しても楽しいですが、こんな風にハンコを使ってお絵描きするのも楽しい!野菜コーナーにお買い物に行くところからはじまり、野菜を切って絵具を塗って遊んで、残りは晩御飯のおかずに。食育にぴったりの実験です。
ぽいぽい
野菜から水がでてきてけっこうむずかしかった~
びっくりまつぼっくり
まつぼっくりみつけた。ここにもころん。あっちにもころん。くるくるまわりながらおちているタネのダンス、晴れの日、雨の日で、開いたり閉じたり、大変身。まつぼっくりには、ふしぎがいっぱい。おまけのびっくり手品は、読めば絶対試したくなっちゃう、子どもの実験意欲を誘う絵本。ひよこまめ
まつぼっくりにもおもしろい科学があった! 開いたまつぼっくりが、水を吸うとあら不思議!ぎゅっと硬いまつぼっくりに。子どもと近所の公園で松ぼっくりを拾って、瓶詰めにして待つこと数日。そのプロセスがとても楽しい実験でした。
ぽいぽい
またびっくりまつぼっくり作りたいな~
まほうのコップ
これは魔法のコップです。ガラスのコップに水を入れて、コップの後ろにいちごを置くと……あらら、ぐんにゃりつぶれちゃった! 見る角度を変えたり、置いたものを横に動かしたり、コップとものの距離によっても、見え方が変わる面白さ。やってみれば、きっと大人も夢中に!ひよこまめ
“ピタゴラスイッチ”にはまっている子どもに大ヒット。ガラスのコップと水という題材ですぐに実験できる手軽さもいいですし、大人だってシンプルにおもしろい。屈折の科学が子どものうちから、体感で学べる秀逸な一冊です。
ぽいぽい
字もさかさまに見える~
やさいはいきている そだててみようやさいのきれはし
野菜の切れ端を、お水につけておくと、びっくり! 葉っぱが出てきたよ。いろんな野菜で試してみよう。嫌いな野菜にも、生命があることを知り大切に感じられれば、食事が楽しくなるかも。ひよこまめ
冷蔵庫に入っていた野菜がまさか生きているなんて! こちらも簡単にできる実験シリーズです。にんじん、大根、じゃがいもの切れ端を水耕栽培。野菜によって目が出る日数が違ったり、はたまた目が出る前に傷んでしまったり…… 食育にも適した絵本です。
ぽいぽい
葉っぱは食べてもおいしかったよ!
うるさくしずかにひそひそと
テーマは「音」。音の捉え方、大きさや高さの計り方、聞こえる音、聞こえない音。音を仕事にする人たち、音を使うコミュニケーション。美しいグラフィックで「音」や「聴くこと」について、子どもにもわかるように語った科学絵本。ひよこまめ
おしゃれなグラフィックが大人向きの印象の本ですが、音に関するさまざまなお話があり、子どもの知識になります。カリンバってどんな楽器? コンサーティーナってどんな音? 珍しい楽器の音色をYouTubeで聴いてみたり、真似して笛を制作してみたり、音の実験を通して楽しい時間を与えてくれる絵本です。
ぽいぽい
ギターをつくってみたよ!
知育ポイント④「迫力・スケール感」に驚く絵本
ネットにはない、実物大を感じられる迫力・スケール感は、絵本ならではの醍醐味です。なかなか実物では見ることはできない、リアルな世界を絵本で体験させてみませんか? ここでは、子どもなら誰でも夢中になる、迫力・スケール感に、あっと驚く絵本を集めてみました。100
「100」って、いったいどのくらい? “いっぱい”っていうことはわかるけど、まだ数えることはてきない。どんぐり、貝がら、輪ゴムなど、子どもたちの身のまわりにあるものを100ずつ集めたスケール感は圧巻! 美しい写真で「100」をまるごと体験できる絵本。ひよこまめ
「物語じゃない絵本を」と図書館司書さんにリクエストしておすすめされた絵本。身近なものを100ずつ集めたスケール感は圧巻! 細かいものが好きな子どもはきっとドハマりします。親としても、視覚的に100を感じることができる体験はなかなかない!写真もきれいで、2歳から親子で楽しんでいます。
ぽいぽい
数えるのは大変だけど、金魚のページが好きだなー
本物の大きさ絵本 原寸大 どうぶつ館
さまざまな動物たちの姿を、原寸大の写真で紹介する大型絵本。ゾウやパンダ、コアラやサル、キリンやカバ、シマウマなど、動物園でも人気の動物がいっぱい! 原寸大の迫力が他にはない魅力の一冊。ひよこまめ
原寸大だから、サルの毛の1本1本やゾウのごつごつした皮ふのキメまで、リアルな質感がぐっと目の前に迫ります。小学館NEOの図鑑はもっているけど、原寸大のリアリティを味わえるまったく別物の大型図鑑です。
ぽいぽい
パンダってふわふわっていうよりゴワゴワだ~
ほんとのおおきさ恐竜博
大きな大きな恐竜がなんと実物大に! 恐竜博会場以上に化石が観察でき、また、化石からどのように恐竜が復元されるかも紹介。恐竜を意外な角度から観察できる大型絵本。動物や水族館シリーズもあります。ひよこまめ
わが子が大好きな学研の「ほんとのおおきさシリーズ」。CGじゃなく化石をじっくり観察できるのは他にはない面白さだし、どの恐竜も大型絵本のページから更にはみ出す大きさなので大迫力です。ティラノサウルスの歯やうんちの化石までも実物大で、子どもに大うけでした。
ぽいぽい
ティラノサウルスのうんち見たことある~?