キュボロ初心者へのおすすめセットは?
50ピースも必要?
高額なキュボロ、初めてのセットは吟味して選びたい!
そんなお悩みを、キュボロで5歳児と遊んだ経験から解決していきます。
初めてのお子さんにおすすめのキュボロを、コスパ・パーツ配分などから比較し、わが家のベストが見つかるようにまとめました。
この記事では、キュボロに関わる以下のラインナップを簡単にチェックできます。
【この記事を読むとわかること】
- キュボロの全商品比較
(基本セット・追加セット) - スタンダード16・32・50のコスパとパーツ比較
- 初めてにベストなキュボロセット
- 買い足しにおすすめな追加セット
キュボロとはどんなおもちゃ?
1979年にスイスで生まれたキュボロは、溝や穴が空いた5cmのキューブを使い、立体的なコースをつくるスロープトイ。
外からは見えない穴をつなぎ合わせて、見えないルートを作ることが、他のスロープおもちゃとの大きな違いです。
ビー玉が思いがけない穴から出てきて子どもは大興奮!!
そして、キュボロの本当の醍醐味は、玉の道を完成させるために試行錯誤する時間そのものにあります。
普通のスロープトイよりも難しいことから、集中して遊ぶことで、柔軟な想像力や空間認識能力(三次元の構成を考える力)を育むことを目的としています。
将棋の藤井聡太棋士は3歳から遊んだことから、知育に関心のあるご家庭で人気で、とても高額にも関わらず、一時売切れで手に入らない時期もありました。
藤井棋士は棋界デビュー後も息抜きで遊ぶほど、キュボロのファンだそうすよ。
駒の配置を瞬時にモノにする力は、キュボロで培われたのかもしれませんね!
キュボロ全種類の違いを比較|対象年齢に注意
現在販売されているキュボロは、全部で14種類。
本当にどれするか悩んでしまいますよね?
その中では、キュボロは4種類の基本セットと10種類の追加セットにわかれています。
初めての方がまず検討すべきなのは、もちろん基本セットから。
基本セットには、溝と穴のあるブロック、高さを出すための土台ブロック、両方がバランスよく入っていて、どれを買ってもそのセットだけですぐに遊び始められるのが特徴です。
キュボロの基本セット4種類
キュボロスタンダード16 | キュボロスタンダード32 | キュボロスタンダード50 | キュボロジュニア (旧クゴリーノ) |
25,300円 | 39,600円 | 57,200円 | 39,600円 |
5歳~ | 5歳~ | 5歳~ | 3歳~ |
13種類16個 | 13種類32個 | 13種類50個 | 22種類40個 |
最小限16パーツ お試しや入門向け プレゼント向け | 初めてにおすすめの32パーツセット 様々なコースが作れる | 57パーツのボリュームセット 高低差のあるコースが作りやすい 溝・穴なし土台パーツ多め | 小さい子向け入門セット レールパーツ多め キュボロシリーズと互換性あり |
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簡単にいうと、スタンダードは穴つなぎをするパーツが多めで、難しいため5歳から。
対してジュニアは玉が見えるパーツ中心なので3歳頃からチャレンジできます。
ちなみに、藤井聡太棋士が3歳から遊んだというのは、スタンダードの方。
その情報から3歳頃でスタンダードを選ぶ方も多いですが、正直それはあまりおすすめしません。
スタンド―ドは手先の器用さ・集中力・想像力・空間認識力などが相互的に関わり合いながら遊ぶおもちゃです。
発達に合わないセットを早く購入しすぎて後悔する方もいるので、以下の記事も参考にされてください。
スタンダード(基本セット)でコスパと内容がいいのは?
スタンダード16・32・50の数字は、入っているパーツ数を示しています。
パーツひとつあたりの価格を比較すると以下の通り。
1パーツあたりの価格 | |
スタンダード16 (25,300円) | 1,581円 |
スタンダード32 (39,600円) | 1,237円 |
スタンダード50 (57,200円) | 1,144円 |
比較すると、16が圧倒的に割高。
一方で、32と50の1パーツあたりの差は100円程度と大差がありません。
32が比較的コスパが良いのがわかりますね!
▼また、入っているパーツの種類をまとめると以下の通りになります。
スロープパーツ | 土台パーツ | |
スタンダード16 | 15 | 2 |
スタンダード32 | 24 | 6 |
スタンダード50 | 31 | 19 土台が多い! |
注目は、土台パーツの量。
スタンダード50は土台ブロック(四角い積み木)が19個も入っていて、全パーツの約40%を占めています。
50個もパーツが入っているからすごい長い玉の道が作れるかというと、実はそうでもないんですね…
実のところ、キュボロは玉の塔と別名がある通り、高さのある構造物を作ることを目的としています。
そのため、50になると土台パーツがドンッと増えるという現象が生じているわけです。
そんなわけで、長いボール転がしをイメージして50を買ってしまうと、やや期待外れになってしまうかもしれません。
▼ちなみにスタンダードのパーツボリュームを比較するとこんな感じです
追加セットもあらかじめチェック!買い足しも計画的に
10種類ある追加セットは、次のような特徴があります。
追加セット10種 | 価格 | 特徴 |
キュボロマグネット | 24,200円 | 磁石の力で浮くコース |
キュボロジャンプ | 16,500円 | 特殊なゴムでビー玉をジャンプ |
キュボロトンネル | 27,500円 | トンネルを拡張するセット |
キュボロキック | 27,500円 | ハンマーでビー玉を上階へキック |
キュボロデュオ | 27,500円 | 競争ごっこが楽しめるセット |
キュボロトリック | 27,500円 | 玉が戻る方向転換のセット |
キュボロスピード | 27,500円 | 玉を加速するしかけが入ったセット |
キュボロプロ | 27,500円 | 底面の溝が多い上級者向けセット |
キュボロサブ | 16,500円 | 高さ半分のパーツセット |
キュボロキューブ | 15,400円 | 土台につかうキューブセット |
追加セットは大きく分けると2つのタイプに分かれていて、
★基本セットと同じブロックを拡張するセット
トンネル/プロ/サブ/キューブ
★ボールアクションにおもしろい動きを加える特殊セット
マグネット/ジャンプ/キック/デュオ/トリック/スピード
から選ぶことができます。
買い足しのおすすめも、後半でご紹介していきますね!
ちなみに、藤井聡太棋士は3モデル計12万5400円分のキュボロを所有していたとか!
どのセットかまではわかりませんが…キュボロの凄いファンであることは伝わりますね。
※2021年価格改定されています。
初めてのキュボロはどれがいい?
わが家では、キュボロスタンダード54というスタンダード50の前身モデルで遊んだ経験があります(50より4つ土台が多いです)。
5歳で初めてのキュボロでしたが、50パーツともなると、ややトゥーマッチと感じたのが正直なところでした。
その理由とともに、初めて向けのキュボロはどれがいいのか、スタンダード16・32・50の中からおすすめを解説してきます。
“スタンダード32”が一番おすすめ!コスパとパーツ配分がベスト
スタンダード16・32・50の中では、32が一番おすすめです。
32の良い点は、やはりコスパの良さ。
先ほどもお話しましたが、1パーツあたりの価格は以下の表通りで、50と大差ない価格になっており、コスパが優れていると言えます。
1パーツあたりの価格 | |
スタンダード16 (25,300円) | 1,581円 |
スタンダード32 (39,600円) | 1,237円 |
スタンダード50 (57,200円) | 1,144円 |
また、32はスロープパーツの配分が多く、長い玉の道を作れる点でもコスパ良いと言えます。
50と比較すると、スロープパーツは7個しか違わないのに、価格は2万円近く下がっていますよね。
スロープパーツ | 土台パーツ | |
スタンダード16 | 15 | 2 |
スタンダード32 | 24 80%がスロープパーツだから 長い道が作れる! | 6 |
スタンダード50 | 31 | 19 |
逆に、土台が足りないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それには解決策あり!
キュボロは5cmという一般的な積み木サイズなので、お手持ちの積み木を使い、土台に代用できることも多いです。
例えば、ネフスピールやグリムス、ボーネルンドなど、有名どころの積み木も5cm角。十分土台として使えます。
▼持っている積み木を土台にすることで、本来の目的である塔(キュボロは別名玉の塔と呼ばれています)がつくれます。
スタンダード32でコストを抑えつつも、50のようにダイナミックに遊ぶ裏技として覚えておきましょう!
まずは手持ちの積み木をチェックしてみよう
\ キュボロ スタンダード32をチェック! /
“スタンダード16”では物足りない?口コミをチェック
スタンダード16は、お試しやプレゼントで良く選ばれているセットです。
しかしながら、お伝えしたようにコスパの点ではいまいち。
さらに、口コミをチェックしてみると、もっとパーツの多いセットにすればよかったと後悔する口コミも見受けられました。
4歳の孫に買ったのですが、初めて遊ぶのに難しいと思い込みビギナーを買いました。が、すぐやってしまい、も少したくさんあるのでも良かった。
Amazonレビューより
とても良くできた玩具と思います。但し16ピースでは遊び方も限定されてしまうので最初からもっとピース数が多いセットの購入をお勧めします。
Amazonレビューより
組合せのパターンが限られ、長く遊べないのがその理由のようですね
\ キュボロ スタンダード16をチェック! /
“スタンダード50”は多すぎると思う理由
スタンダード50がネックなのは、やはり57,200円とかなり高いこと。
土台ブロックが多めなので、コスパもいまいちになります。
先ほどご紹介したように、土台ブロックを他の積み木で代用することで(すべてキュボロにこだわらなければ)、32を選択しコストを抑えることもできます。
もし、それでも足りないとなればキュボロキューブという追加セットで土台だけの拡充も可能です。
こちらは16個で15,400円なので、1個962円と安い
スタンダード32で十分遊べるようなら、キュボロキューブを買い足すというのが賢い選択かもしれませんね!
\ キュボロ スタンド―ド50をチェック! /
▼キュボロスタンダード54(50の前モデル)で遊んだ様子はこちら
買い足しのセットはどれがおすすめ?
基本セットで遊び尽くせるようになったら、物足りなくなることも。
そういう場合は、10種類から追加セットを選ぶことができます。
追加セット10種 | 価格 | 特徴 |
キュボロマグネット | 24,200円 | 磁石の力で浮くコース |
キュボロジャンプ | 16,500円 | 特殊なゴムでビー玉をジャンプ |
キュボロトンネル | 27,500円 | トンネルを拡張するセット |
キュボロキック | 27,500円 | ハンマーでビー玉を上階へキック |
キュボロデュオ | 27,500円 | 競争ごっこが楽しめるセット |
キュボロトリック | 27,500円 | 玉が戻る方向転換のセット |
キュボロスピード | 27,500円 | 玉を加速するしかけが入ったセット |
キュボロプロ | 27,500円 | 底面の溝が多い上級者向けセット |
キュボロサブ | 16,500円 | 高さ半分のパーツセット |
キュボロキューブ | 15,400円 | 土台につかうキューブセット |
個人的にいいなと思っているのが、キュボロトンネル(27,500円)。
基本セットのパーツを拡充するものと思いきや、交差点のようなパーツが加わります。
以上のような2パターンの使い道があるパーツで、トンネルをより複雑に構成することができます。
新パーツを加えて、ステップアップしたい方におすすめです。
リニューアルしたキュボロの追加セットの中では、派手さはなくとも便利で楽しいセットだと思います。
Amazonレビューより一部抜粋
基本セットで遊んでいると「トンネル内で曲がりたい」と誰しも思うものですが、このセットはそれを叶えてくれます。
おもしろいしかけを加えたいなら、キュボロジャンプ(16,500円)も良さそうです。
黒い部分がゴムになっていて、ビー玉がトランポリンのように跳ねるしくみです。
新しいボールアクションが加わると、飽きてきた頃でも新鮮に遊ぶことができますね。
落ちる角度やビー玉のスピードが早い場合は、飛びすぎたり、コースを外れることもあります。
出典:楽天レビューより一部抜粋
でも、その微調整が楽しいですよ。
他にもKICKなど色々なシリーズがあるのもキュボロの魅力の一つですね。
値段は張りますが、流行り廃りが無く、長く遊べる玩具なので長期で見たら良いと思います!
キュボロがどれがいいかわからない人は、レンタルもおすすめ
まだキュボロ選びで悩んでいる方は、レンタルもおすすめです。
おもちゃサブスク“キッズ・ラボラトリー”は、キュボロを取り扱う唯一のレンタル会社。
キッズ・ラボラトリーでは、スタンダード50の前身であるスタンダード54を借りられます。
パーツ種類は同じ(土台が4個増)なので、たっぷりキュボロを試すことができます!
キュボロを含む6点程度のおもちゃを3200円ほどでレンタルできるので、気になる方は次の記事もチェックしてみてくださいね。
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