幼児と家族が一緒に楽しめるゲームが知りたい
大人も楽しめる子供用ゲームが知りたい
というお悩みに、おもちゃのサブスクなどを利用し、200点以上の知育おもちゃと出会ってきた筆者がお答えしていきます。
雨の日などに、おうち時間を充実させてくれるファミリーゲーム。
最近話題のゲームカフェで大人が遊ぶゲームの中にも、子どもが簡単に遊べるボードゲームやカードゲームがあるのをご存じですか?
ゲームは幼児の思考力を育ててくれるばかりか、コミュニケーションや社会性を学べるので、ぜひ取り入れてほしい知育アイテム。
わが家ではゲーム好きのパパの影響で、2歳からおうちゲームを楽しんでいますが、言葉の発達も感じていますし、待つ力、負けを認める気持ち、他人をいたわる気持ちなども育ち、非常に成長を感じています。
5歳では大人を余裕で負かすほどに成長
そこで今回は、子どもも大人も夢中になれるカードゲームやボードゲームを厳選してご紹介していきます。
【この記事を読むとわかること】
- 2人以上で遊べるカードゲーム
- 家族で遊べるボードゲーム
- 3歳・4歳がひとりで遊べる知育ゲーム
- 3歳・4歳がゲームで遊ぶ知育メリット
3歳・4歳になぜゲーム?身に付けたい力・知育効果を解説
①手先・指先を器用にする
②思考力や言葉のトレーニングになる
③コミュニケーションの中で、協調性や忍耐力が身に付く
カードゲーム・ボードゲームで幼児が遊ぶことのメリットには、大きく分けて以上のような3つがあります。
3歳からゲームをするメリットを、簡単に解説していきます。
手先・指先を器用にする
家族で楽しむボードゲームには、小さなコマや様々な形の部品がたくさん。それらを扱うことにより、指先の巧緻性をたかめ、感覚発達にもつながる働きがあります。
また、カードゲームのカードをめくる動作は他のおもちゃにはあまりない動き。手首の柔軟性も備わるのも良い点です。
小部品を扱うボードゲームやカードゲームは、3歳・4歳頃の手指の運動をさらに洗練させ、手先の巧緻性を(器用さ)を鍛えるのにぴったりの訓練といえます。
思考力や言葉のトレーニングになる
カードゲームやボードゲームを通して身に付く「思考力」とは具体的にどういうことかというと、集中力・記憶力・想像力・戦略性・達成力論理的思考などのことを指します。
また、ゲームにはコミュニケーションが必要ですから、会話力を身に付けたいなら積極的に取り入れたい遊び。
3歳では、短文でお話ができるようになるため、ゲームで使う「めくって」「とって」「置いて」などを理解し、単純なゲームを進められる知能や発語が備わります。
コミュニケーションの中で、協調性や忍耐力が身に付く
複数人で遊びコミュニケーションを学ぶことで、協調性が育めることもゲームのメリット。
「勝ち負け」「我慢する」「思いやる」などの社会で必要となる経験も、存分に積むことができます。
忍耐強さが足りないとか、お友達と楽しく遊べるようになってほしいと願っているなら、カードゲームやボードゲームで、まずは大人を交えて遊ぶことからチャレンジしましょう。
3歳・4歳のボードゲーム選び方と注意点
カードゲームやボードゲームには、大人向きのものでも、鮮やかな色合い・目新しいキャラクターなどによって、3歳・4歳頃の子供までを夢中にさせる魅力があります。
大人向きのゲームの中で、子どもが楽しく遊べるものを選ぶポイントと注意点について解説します、
幼児向けゲームの選び方
3歳・4歳向けにゲームを選ぶなら、運の要素があるゲームを選ぶのがコツ。
能力や知力だけで勝敗が決まるゲームでなければ、大人ともフェアに戦えるので、子どもも嫌になりません。
それから、色やイラストがはっきりしているもので興味をひいたり、数ステップでゲームが完結する簡単なルールのものを選ぶことも大切です。
幼児向けにゲームを選ぶ際の注意点
ボードゲームには対象年齢が書かれていますが、対象年齢には知能レベルの目安の他に、安全性に関しての喚起も含まれています。
対象年齢以下で遊ばせる場合は、付属品の安全性(誤飲窒息の恐れ・尖ったものがないか)などに注意が必要です。
カードゲーム類であれば、対象年齢に満たなくても安心して遊べるのでおすすめです。
3歳・4歳におすすめのカードゲーム8選|2人でも遊べる
対象年齢以下ですが、わが家の3歳が楽しく安全に遊んでいるカードゲームをご紹介していきます。
カードゲームは最大6名くらいで遊べるので、帰省のときに必ず持っていって家族みんなで遊んでいます。
最小人数では、ママとお子さん2人のときでも遊べますし、カードの枚数を調整すれば、短時間で終えることもできるので、隙間時間で有効に遊ぶこともできますよ。
ナンジャモンジャ|謎生物に名前をつけてどんどん覚えよう!
謎生物のその正体は、頭と手足だけの謎生物ナンジャモンジャ族!これに好きな名前を付けて記憶していくゲームです。
その人のセンスで、特徴を捉えた名前を付けるわけですが、3歳・4歳の子でも簡単な名前なら付けることができます。
オレンジの生物なら「みかんちゃん」、毛むくじゃらなら「ふわふわちゃん」みたいに。
ちょっとレベルアップすると、「ツブツブみかんちゃん」「ふわふわサンタくん」などと、単語を組み合わせた名付けができるようになります。
大人は、子どもが喜びそうな、「鼻でかちゃん」「ツルピカちゃん」などと答えると、腹を抱えて笑ってくれます。
①山札のカードをめくり、順番に謎生物名前を付け、全員で覚えます。
②次の人がめくり、また新しい謎生物が出れば名前を付けます。
③謎生物が再登場したら、いち早く名前を呼んだ人が、中央の場のカードすべて獲得できます。
子どもの記憶力と想像力の育成に、とてもいいカードゲームです。
反面、大人は自分の記憶力の低下に泣かされます……
対象年齢:4歳~大人
プレイ人数:2~6人
特徴:語彙が増える
わが家ではナンジャモンジャ白を買い足して、24種のキャラにしました。
▼ナンジャモンジャ緑と白がセットになったデラックス版
ドブル(Dobble)|アメリカで大ヒット中の反射神経系ゲーム
こちらも単純明快で、言葉が増えてきた3歳頃から遊べる、スピード、観察力、反射神経を競うカードゲーム。
55枚のカードには、それぞれ他のカードとたった1つだけ共通するマークが描かれているのが特徴。
2枚のカードに共通するマークをいち早く言えた人が勝ち!
場のカードを獲得していき、最終的に一番カード数が多い人が勝者というゲームです。
スピード感重視で、子どもの没入感もすごいので、ドブルをすると、集中力と瞬発力が鍛えられているなぁと感じます。
得意なマークが出てくると、大人とも互角で戦うようになります。
5種のミニゲームもあり、まだまだ長く遊べそうなゲームです。
対象年齢:6歳~大人
プレイ人数:2人~
特徴:瞬発力と集中力が身に付く
▼ドラえもん版も
イチゴリラ(Ichigorilla)|神経衰弱の進化系メモリーゲーム
かわいい図柄が特徴のはじめてにピッタリの神経衰弱系ゲームです。
神経衰弱との違いは、同じ絵が2枚のペアだけではなく、絵柄の数字の数だけカードが隠れていること。
間違えなければ、何枚も続けて引けるので、大人も盛り上がります!
ニンジンと大根、サンタと泥棒などと、類似したカードが紛れていて、それも子どもが喜ぶポイント!
絵柄もカードサイズも小さくて可愛い!子どもの記憶力を育むのにぴったりのゲームです。
①カードにある数字の数だけ同じカードが隠れているので、めくっていきます。
②間違ったり、すべてのカードを揃えたら次の人のターン。
場のカードがなくなったとき、一番カードを多く集めた人が勝ちとなります。
対象年齢:3歳~大人
プレイ人数:2~6人
特徴:記憶力が鍛えられる
レシピ!|駆け引きが重要なお料理カードゲーム
メニューに必要な6種類の材料を他の人より早く集めて、料理を完成させた人が勝ちという、お料理カードゲーム。
プレイヤーが持ち札からいらない具材を捨てて、他の人が欲しいカードが場にでれば、「レシピ!」と宣言して持ち場に並べることができます。
相手がどんな具材カードが欲しいのか、何のメニューを作っているのか、心理戦や駆け引きも学べる楽しいゲームです。
メニューの種類は、子供が大好きなハンバーグ、カレーのほか、肉じゃがやチンジャオロースなどの和食、中華まで。思わずお腹がすいてきそう!
対象年齢:4歳~大人
プレイ人数:2~4人
特徴:駆け引きが学べる
Dixit(ディグシット)|子供でも想像力なら大人をしのぐ!?
84種類の不思議な絵柄のカードから受けるインスピレーションを、うまく言葉にした人が勝者!
自分のカードから受けたインスピレーションをお題に、みんなから集めたカードを含め、どれがお題のカードかを投票するカードゲーム。
全員には当てられず、でも一人には当ててもらわなければいけない、絶妙なラインを言葉にするのが勝者への道です。
2008年フランス年間ゲーム大賞(As d’Or)受賞のボードゲーム。
対象年齢が8歳~なので難しいですが、語彙力や発想力が試されるので、ぜひ3歳ごろからチャレンジしてほしい、筆者一押しのゲームです。
①各自6枚の手札を持ち、親になった人が手札の1枚から連想するキーワード(文章)を言います。
②子はキーワードに一番合うカードを手札から選択します。
③親と子が選択したカードを誰にも見せずに回収し、シャッフルしたあと表にして並べます。
④親のカードがどれであったかを投票し、各自ポイントをゲットします。30ポイント先に獲得した人が勝者になります
【ポイントの付け方】
誰もが正しいカードを見つけなかった場合、親は0ポイントを獲得し、子は2ポイントを獲得。
それ以外の場合、親と正解を見つけた人にそれぞれ3ポイントが入ります。
対象年齢:8歳~大人
遊べる人数:3~6人
特徴:想像力が身に付く
レインボースネーク|シンプルルールのカードゲーム
対象年齢 | 4歳~大人まで ※知育効果をねらうなら 3歳からがおすすめ |
遊べる人数 | 2人~5人 |
知育効果 | 図形感覚・集中力 |
カードとカードのグラデーションがあうように絵合わせ、最後にしっぽを置いた人がカードすべてを獲得していくというゲーム。
にょろにょろとキモ可愛いヘビが伸びていくほどに、ゲームが盛り上がります。
カードの引きという運要素が強いゲームなので、3歳頃からOK。
①カードは、ヘビの頭・胴体・しっぽに分かれています。
②順に引いて、場のカードと同じ色のヘビが描かれたカードは繋げることができます。
③頭かしっぽをつなげてへびを完成させた人がヘビを獲得。
④最後に多くカードを持っている人の勝ち。
対象年齢:4歳~大人
プレイ人数:2~5人
特徴:形合わせ・色合わせ
バルーンズ アミーゴ|カラフルな風船集めゲーム
色とりどりの風船を集めたり、割ったりして、最終的に一番多く風船を持っている人が勝ち!
ルールも簡単で、色の判別さえつけば、2歳頃からでも遊べます。
場のアクションカードに従って、猫が風船を割っちゃったり、鉛筆が刺さっちゃったり……
さらには、風船を取り戻してくれる「お母さん」の救済カードがあったり。
なんだかお母さんの格が上がるゲームだね……
ほとんど運要素なので、はじめてのカードゲームにもおすすめです。
対象年齢:3歳~大人
プレイ人数:2人~
特徴:運要素で遊べる
にほんごであそぼ ことわざかるた|ことわざ48句をコンプリート
授業でも習わないことわざは、ゲームで習得。
Eテレでおなじみの「にほんごであそぼ」のクールなイラストは一見地味ですが、ことわざの習得には効果的なようで、うちでは2日ですべてのことわざを覚えました。
天才!と大騒ぎするも、この頃の子どもの記憶力はそういうものだそうで、同じような声もけっこうありました……
上の句・下の句のイラストが、子どもでもわかるようなセットになっているため、絵合わせゲームとしても遊びます。
はじめは集中力が持たないので、10枚単位などでやると飽きずに遊んでくれます。
「ことわざ」は授業でも習うことが少ないので、頭の柔らかい子どものうちに覚えさせたいですよね。
上の句を読んで、下の句を取るという従来の「かるた」としての遊び方です。
神経衰弱の要領で遊ぶ絵あわせゲームとしても遊べます。
対象年齢:3歳~大人
プレイ人数:2人~
特徴:ことわざを遊びながら習得
四字熟語と意味を一緒に覚えられるカルタもおすすめ
3歳・4歳におすすめ!家族みんなで遊べるボードゲーム10選
幼児から大人までが揃って遊べる、シンプルなルールの卓上ゲームを集めました。
3歳・4歳ではご褒美がゲットできる獲得型ゲームが盛り上がるので、付属品の楽しさもポイントにゲーム選びをしてみてください。
ウボンゴ|家族で楽しめる対戦型パズルゲーム
「ウボンゴ」とは、スワヒリ語で脳の意味を持つ、その名の通り頭脳派パズルゲーム。
パズルゲームに対戦要素とタイムトライアルを加えることで、家族で楽しめるボードゲームになっています。
指定されたピースを使って、1分以内に、しかも一番にパズルを完成させたら、より高得点のキラキラ宝石がゲットできます!
順位に加えて、1分以内に成功すれば、袋の中から宝石を手探りで選べるという運要素も!
完全な頭脳ゲームでないところが、3歳・4歳でも楽しめるポイントです。
海外では、小中学校で脳トレの教材としても導入されているそう!
対象年齢:8歳~大人
プレイ人数:1~4人
特徴:対戦型パズルゲーム
コリドール・ジュニア|相手を邪魔しながら1位を目指そう
「コリドールジュニア」は、おもちゃのサブスク「トイサブ!」でレンタルしたボードゲーム。
プレイヤーは、自分の番にコマを進めるか他者の邪魔をするのか選択でき、邪魔するなら緑の葉っぱで行く手を阻みます。
攻めるのか、守るのか、個人の性格が色濃く現れます(笑)
シンプルルールなので、3歳頃からもチャレンジできます。
対象年齢:4歳~
プレイ人数:2~4人
特徴:論理的思考・駆け引きが学べる
①コマをいち早く対岸まで進めた人が勝ちです。
②プレイヤーは、自分のコマを進めるか、付属の草型のフェンスを使って、他のプレイヤーを邪魔するか選択できます。
③邪魔をする場合は、他のプレイヤーが遠回りをするか、もしくは自分の進路を有利にするためにフェンスを設置します。
注意:完全にプレイヤーのルートをふさぐ置き方はできません。
こぶたのおんぶレース|ラッキーが重なる進化系すごろく
すごろくは運要素が強いので、3歳・4歳の子でも大人と互角に戦えておすすめ。
こぶたのおんぶレースは、にさらにラッキーな要素をプラスした進化系すごろくゲームです。
追い付いた人が同じマスに止まれば、同マスのブタにおんぶして駒をすすめられる超ラッキーな展開になるため、盛り上がること間違いなし!
対象年齢:4歳~大人
遊べる人数:2~7人
特徴:運要素が強い
①18枚のボードを道が繋がるように並べます。
②サイコロをふって、順にコマを進めま、先にゴールした人が勝ち。下の特殊ルールで、ゲームを波乱に巻き込みます。
【ルールA:おんぶ】もし他のこぶたのいるマスに止まると、こぶたの上におぶさって、下のこぶたが進む時にそのまま運んでもらえます。
【ルールB:2つの特殊出目】「1+」がでたら1つコマを進めたうえで、おまけでもう1回サイコロを振ることができます。「3+」を最下位の人が出した場合も、おまけでもう1回振ることができます。
【ルールC:延長】他のプレイヤーがゴールしそうになったら、自分の手番に1回だけボードを延長することができます。
スティッキー|幼児もできる簡単バランスゲーム
ジェンガのように、スティックの束が倒れないように1本ずつ抜き取っていくバランスゲーム。
とのスティックが抜きやすいか、抜きやすいかじっくり観察するのが大切!
とてもシンプルで直感的に遊べて、他のプレイヤーからの応援も励みになる、「ゲームは勝敗だけじゃない」そんな大切なことが学べるゲームです。
対象年齢は6歳以上ですが、4歳くらいから家族で楽しめますよ。
ワイワイ楽しめるゲームを探している方におすすめ!
対象年齢:6歳~
プレイ人数:2~
特徴:観察力とバランス感覚が身に付く
キャプテンリノ|超高層マンションを建てるバランスゲーム
順番にフロアカードと壁カードを積み上げ、超高層マンションを作り出すバランスゲーム。
途中、キャプテンリノというサイの泥棒フィギュアを置かなければならないので、ドキドキハラハラが止まりません。
カードの采配という運要素と、手先の器用さという身体能力の両方が必要なので、子供でも互角に戦えます。
家族みんなで盛り上がれます!
対象年齢:5歳~99歳
プレイ人数:2~5人
特徴:観察力とバランス感覚が身に付く
雲の上のユニコーン|宝石集めが楽しい簡単すごろく
かわいいユニコーンとキラキラ宝石がきれいなすごろくは、進む用のサイコロ・宝石用のサイコロ、2つを使って楽しみます。
宝石のマスに止まったら、振った目の数の宝石がゲットでき、一番にゴールすれば4つの宝石が勝ち特典でもらえます。
結果、一番多く宝石を集めた人が勝ちです。
単純にいち早くゴールした人が勝ちじゃないのがおもしろい!
一回休みや他のプレーヤーに宝石を分けるなどのマスもあり、悔しい気持ちを我慢したり、思いやりも育める、シンプルながら幼児にピッタリのすごろくとなっています。
対象年齢:3歳~
プレイ人数:2~4人
特徴:忍耐力や思いやりが育つ
おばけキャッチ|幼児こそ得意な反射神経ゲーム
山札の一番上のカードを1枚表にして、対応するコマを素早く取った人がカードを獲得できる反射神経系ゲーム。
写真だと、カードに「白いおばけ」と「灰色のボトル」が描かれているので、「白いおばけ」を素早くキャッチした人が勝ち!
ですが、いつもそう単純にはいきません!なぜなら、カードと同じものがまったくない場合もあるから。
例えば、「緑の本」と「白いいす」が描かれていたなら、色とオブジェクト両方にまったく関係のない「赤いいす」を取る必要があります。
思考力と反射神経が必要なので、大人こそやってみてください!
対象年齢:8歳~
プレイ人数:2~8人
特徴:反射神経が問われる
パカパカお馬 (Hoppe Reiter) |パズルとすごろくが一体化
2種類のサイコロを同時に振って、先に進むか、アイテムを受け取ってパズルを埋めるか、を選びながらゴールを目指す「すごろく」。
獲得型ゲームなので、細々と増えていくのが、3歳・4歳には嬉しいようです。
運要素もあり、適度に思考力も必要なので、はじめてのボードゲームにぴったり。
イラストタッチが絵本の世界のようで素敵!
対象年齢:3歳~大人
プレイ人数:2~4人
特徴:運要素と考える力のバランスが良い
①1人ずつ「前進サイコロ」と「道具サイコロ」を振り、内容を確かめ、どっちを選択するか決める
②「前進サイコロ」を選べば目の数すすみ、「道具サイコロ」を選べば道具を受け取り、自分のパズルボードにはめる
③7つの道具すべて揃え、先にゴールに到着した人が勝ち
マッチングゲーム Pizza,Pizza!|いち早くピザを完成したら勝者!
ふたつのルーレットを回して、対応するピザのピースを集め、いち早くピザを完成させれば勝ちというマッチングゲーム。
なかには、虫に食われたピースも交じっているから、引いたら捨てなければいけません。
横取りルールもあり、一筋縄にいかないのが面白いところ。
シンプルなルールで、キモかわいい絵が、子供に大人気のボードゲームです。
対象年齢:3歳~大人
プレイ人数:2~4人
特徴:運要素が強い
どうぶつしょうぎ|運要素ゼロの将棋は思考力が育つ
将棋界の新星・藤井聡太棋士の登場で、今将棋教室が大人気ですが、自宅で楽しむなら小さい中にも将棋の基本がそのまま詰まった「どうぶつしょうぎ」がおすすめ。
将棋が他のゲームと違う点は、運の要素がまったくないこと。
そのため、将棋で遊ぶことで、数手先を読む論理的思考や、ルールや戦術を覚える記憶力を身に付けることができます。
また、将棋は待つ競技ともいわれるように忍耐力が必要になりますし、勝敗がはっきり決まる分、負けを認める気持ちと向き合う必要もあります。
自分の気持ちをコントロールする方法を学べることもメリットのひとつです。
3歳・4歳がひとりで遊べるパズルゲーム3選|大人もハマるおもしろさ
プレイヤーはひとりですが、大人まで夢中になれる卓上ゲームを集めました。
子供の非認知能力を高めるには、こんなパズルゲームをどんどん遊びに取り入れましょう!
カタミノ(Katamino)|フランス生まれの知的ゲームの決定版
正方形を5つ組み合わせた12種類のピースを、枠内にうまく収めるパズルゲーム。
組み合わせはなんと、36,057通りも!
はじめは、3ピースを使って15マスを埋めることからスタート!
解き方に正解はなく、言葉も必要ない。求められるのは、ヒラメキとセンスのみ!
そのため、案外3歳・4歳のお子さんの方が得意というケースも。
木製パズルなので、子供が大きくなっても長く遊べてよいです。おしゃれな見た目でプレゼントにも喜ばれます。
対象年齢:3歳~大人
プレイ人数:1人
特徴:図形感覚と集中力が身に付く
賢人パズル|スポーツにも必要な「空間認識力」が育つ
形の違う7つのブロックを上手く組み合わせて、大きな立方体を作るゲームは、3歳~99歳まで遊べるという、立体パズル。
レベル1~3まである問題集は、レベル3になると大人でも相当難しい!
他のピースで隠れた裏の部分を想像しながら進めるので、図形センスに加えて空間認識能力が身に付きます。
対象年齢:3歳~99歳
プレイ人数:1人
特徴:論理的思考や空間認識力が身に付く
▼賢人パズルでは、めちゃくちゃ遊んでいます。賢人パズルの知育効果のレビューはこちら
くもん NEWタングラム|図形感覚を養う優秀な知育ゲーム
対象年齢 | 3歳~大人まで ※知育効果をねらうなら 1歳からがおすすめ |
遊べる人数 | 1人~ |
知育効果 | 図形感覚・集中力 |
図形感覚と集中力が身に付くパズルといえば、タングラムがおすすめ。
形の違う三角や四角のピースを組み合わせて、多種多様な形をつくります。
くもんのタングラムはガイドフレーム3歳から簡単に遊ぶことができます。
ガイドボード(可愛いイラストの穴あきカード)20枚+難易度の高い問題集がついていているので、小学生以上になっても、長く遊べそうなゲームです。
対象年齢:3歳~大人
プレイ人数:1人
特徴:図形感覚と集中力が身に付く
3歳・4歳はボードゲームで非認知能力を高めよう!
わが家はみんなゲーム好きなので、週末はしょっちゅうカードゲームやボードゲームを楽しんでいます。
4歳にもなると、完全にルールを把握し、大人を平気で負かしてしまうまでに。
家族で遊べるゲームは、子供の成長が目に見えてわかるのでおすすめです。
思考力を高める以外にも、勝ち負けや待ち時間があるので、感情のコントロールや思いやりの心を育むこともできます。
いくつか持っておくと、親子のコミュニケーションのきっかけになり、おうち遊びも充実しますよ!
ここでご紹介した、「コリドール・ジュニア」や「タングラム」「カタミノ」「雲の上のユニコーン」などは、おもちゃレンタル(サブスク)で紹介してもらったゲームです。
▼色々なゲームで知育にはげみたいと考えている方は、こちらをチェックしてみてください。