1歳向け知育玩具が知りたい
安全なおもちゃで遊びたい
長く遊べるおもちゃが欲しい
どうせならお勉強につながるおもちゃが欲しい
という疑問を、おもちゃのサブスク6社を利用して、200点以上のおもちゃで遊ばせてきた筆者が解決していきます。
歩けるようになり、行動範囲が広がる1歳は、周りの物や新しいおもちゃに興味津々。
1歳では、知的好奇心に応えられ、指先の運動能力を高め日常生活に活かせるおもちゃや言葉を促してくれるおもちゃがおすすめです。
1歳では、知育おもちゃで以下のような力をバランスよく身に付けるといいと言われています。
①語彙の数
②数や図形
③指先の巧緻性
④目の運動能力
⑤創造性
⑥全身の運動能力
ただ楽しいばかりのおもちゃだけじゃなく、学習サポートや身に付けたい能力を意識しながらおもちゃ選びをすると、1年でお子さんの成長をグンと感じられると思います。
特に、おもちゃで知育をしたいと感じている方には、おすすめのおもちゃばかりなので、参考になればうれしいです。
※年齢アウトしてすでに手放したおもちゃもあり、お借りした写真もありますが、ご了承ください。
1歳で買ってよかったおもちゃ①|言葉を増やすおもちゃ
言葉がまだあまり出ない1歳の子には、まずは身の回り品の言葉を覚えることからスタート。
わが家では、絵本の読み聞かせとともに、言葉と写真がいっぱいの図鑑やカードのおもちゃが大活躍しました。
1歳児では、インプットとアウトプットのバランスが大切。
「ワンワンはどれ?」と本で指差しクイズをしたり、写真と同じものをお散歩やお部屋で探したり、アウトプットを積極的にして言葉を増やしましょう。
言葉を増やすおもちゃの遊び方のコツ
まだ、「ワンワン」「ニャーニャー」という擬音が主体のおしゃべりであれば、「これがワンワン、犬だよ」と単語をひとつ加えて読んであげましょう。
図鑑やカードは網羅性があるので、効率的に言葉を増やすことができます。
こどもずかん777
200万部を超える大人気シリーズ「こどもずかん」の写真版。
様々なジャンルをぎゅっと一冊にした図鑑は、本棚にしまうのではなく、ぜひいつも子どもの手が届く場所に置いてあげてください。
1歳頃は、Eテレを見ているかと思いきや、食べ物のページをずっと眺めていたり、本を抱えて何やら勉強している風の姿が面白かったです。
ここに載っている言葉は、特に教えなくても、日常生活とのすり合わせで記憶していけます。
いとこのはタッチペン付きこども図鑑で、おもちゃ感は強く面白そうでしたが、読字知能を高めるなら音声はない方がおすすめです。
くもんの生活図鑑カード(くもん出版)
ご語彙の習得に活躍したのは、なんといっても「くもん生活図鑑カード」です。
幼児の日常生活に身近な単語を1枚1枚のカードにして、31種類ずつがセット。
「くだものやさい」「動物」「花と木」などのわかりやすいカードから、お店カード・マーク標識などのやや難しいシリーズまであります。
0歳6カ月から遊ばせていますが、このカードは、年齢に合わせてステップアップした遊びができるのがメリット。
わが家のくもん生活図鑑カードの遊ばせ方
0歳:フラッシュカード
子どもの目の前で、単語を読み上げながら素早くカードをめくる。1日1回を目標
1歳:カルタ
「りんごはどれ?」子どもにカードにタッチさせる(おしゃべりはできなくてもOK)
2歳:クイズ
「赤くて、まるくて、切ると中は白いくだものはどれ?」
→子どもが「リンゴ!」と言いながらカードを取る
3歳~:カード裏の解説で知識を深める
りんごなら「夏の終わりから秋の終わりに収穫される」「日本では青森県や長野県でつくられる」などのミニ知識が書いてあるので、読んであげる。
0歳・1歳・2歳・3歳でも遊べて、経済的!
こんなに遊べて、1冊1,000円前後で安いので、ぜひみなさんにも取り入れてほしい優秀な知育玩具です。
1歳で買ってよかったおもちゃ②|数や図形にふれるおもちゃ
「数への興味」、それは1歳頃から始まっているといわれています。
お風呂の中で数を数えたり、おやつが多い方のお皿を選んだり、日常の中に数字があることを覚え始めるのが1歳。
算数を得意にさせたいなら、1歳頃から「数・量の概念」や「計算の素地」につながるおもちゃで遊ばせるといいそうです。
1歳からのファーストステップは、図形を五感で学べるおもちゃがおすすめ。
1歳頃から図形に触れていると、パズルへの移行もスムーズで得意になりますよ!
くもん NEWタングラム(くもん出版)
小学校受験から大学受験まで、広く頻出される図形問題は、1歳から取り組んでも早すぎることはありません。
図形感覚を養うおもちゃといえば、タングラムが長く遊べておすすめNo.1です!
タングラムの遊び方は、三角や四角のピースを組み合わせ、見本通りの図形を作ることですが、「くもんのNEWタングラム」は、ピースをはめるフレーム(ガイド)が付属しているため、幼児でも比較的簡単に始められます。
ネコや船など親しみのある形ばかりなので、子どもの食いつきもいい!
図形感覚に加えて、思考力と集中力が育めるのがいいですね。
対象年齢3歳以上のおもちゃですが、木製ピースですべすべしているので、1歳頃からでも安心して遊ばせることができます。
1歳ではピースをなでたりひっくり返したり、だんだん電車のように並べてみたり、図形感覚?という感じですが、実はこういう手遊びがとても重要になってきます。
わが家では、1歳からタングラムで遊ばせることで、パズルが得意に!3歳になると100ピース近いジグソーパズルまでこなせるようになりましたよ。
はじめてのつみき RING10(ウッディプッディ)
棒通しやひも通しなどは、今話題の「モンテッソーリおもちゃ」としても有名。
「ウッディプッディ はじめてのつみき」は、モンテッソーリのおもちゃの理念が詰まった、積み木・棒通し・ひも通し・人形遊びなど、1歳頃から多目的に遊べる知育玩具です。
それぞれの機能を持つおもちゃを買うと、細々と増えて不経済なのが難点。
おもちゃをあまり増やしたくない方には、この多目的おもちゃがおすすめです。
5色のわっかは各10こずつあるので、数・量の概念の学習にもぴったり。
引っ越しを機にお譲りしちゃいましたが、良く遊んだ知育玩具です。
▼モンテッソーリのおもちゃはサブスクレンタルが人気です
1歳で買ってよかったおもちゃ③|指先を鍛えるおもちゃ
0歳までは、手のひら全体を使って、物を「つかむ」「離す」という動作がメインでしたが、1歳からは指先も上手に使えるようになってきます。
近年、手は第二の脳と呼ばれるほどに神経が集中し、指先を使う遊びは、脳の発達に直結するとも言われているため、積極的に指先を使うおもちゃで遊びました。
指先を良く使う型はめパズルやルーピング(金属でできたワイヤーにはまったビーズを動かす)がおすすめです。
1歳で指先の動きが洗練されると、ブロック遊びやパズルにもスムーズに進めるようになります。
ピックアップパズル(ボーネルランド)
ボーネルランドのピックアップパズルは、トイサブ!で借りて、気に入って現品購入した一品です。
周りでも持っている家庭が多い、人気おもちゃ!
つまみ(持ち手)のあるピックアップパズルは、指先の知育にとても良く、親指と人差し指の柔軟な動きの習得は、紙製パズルに向けての大事な一歩になります。
▼ピックアップパズルの定番ボーネルランド(14ピース)
レンタルしたトイサブの口コミまとめ
アクティビティキューブトイ
5面で違った遊びが楽しめる、多目的キューブトイ。
・ルーピング(金属でできたワイヤーにはまったビーズを動かす)
・図形の型はめパズル
・スライドインサート(切れ込みにそって迷路のようにビーズを動かす)
・ハンドル回し
・ミラー
などの手遊びが一つに詰まって、ひとつひとつを購入するよりはるかに経済的なのが魅力。
親的にもオールインワンおもちゃは、片付けが楽なのが地味にうれしい。
0歳では手のひら全体を使って「つかむ」「はなす」動き、1歳からは指先を使って「つまむ」「まわす」動きなどが、一度に体験できます。
0歳・1歳・2歳前半頃まで長く遊べるので買って損はない知育おもちゃです。
▼遊んでいた商品は廃盤になってしまいましたが、こちらに多機能おもちゃをまとめました
1歳で買ってよかったおもちゃ④|目の運動能力を高めるおもちゃ
子どもが目でものを追うことを「追視(ついし)」といいますが、追視能力を高めることは、「読み書きする力」などを高める付加的メリットがあります。
物を落としたり、同じ場所にボールを転がしたり、子どもは一見単純な動作をずっと飽きずに見続けたりしませんか?
実は、おもちゃの「動きの繰り返し」を見続けることは、目の運動能力を高めるのに効果的。
そして、きっとまたボールが落ちるという予想が思った通りになることで、喜びや達成感を得ることもできます。
ここでは、積極的に取り入れたい「追視」の遊びができるおすすめおもちゃをご紹介していきますね。
くもん くるくるチャイム
0歳後半~1歳のときに夢中だったのが、この「くるくるチャイム」。
カラフルなボールを鳥さんの頭からポトンと落とすと、くるくる回りながら落ちていく様子を見るのが楽しいです。
手先を動かすこと、ボールを目で追うことが脳を刺激し、発達を促します。
0歳からの遊びの中で「つかむ」「離す」が遊びの中で自然と身に付き、どんどん新しいおもちゃで遊べるようになったので、当時もっとも成長を感じられたおもちゃです。
▼他のおもちゃを入れても取り出せるから安心
森のうんどう会(エドインター)
森の中をイメージした4段のスロープを、動物モチーフの車がストン、ストンと駆け落ちていくのにハマるおもちゃ。
はじめは、おもちゃのサブスクでレンタルして、そのおもしろさにハマって購入しなおしました。
やや高額だから、まずレンタルしてみるのもおすすめです。
動物はぞう、キリン、うさぎ、ワニ、サルの5種類。
スロープの端には、かわいい果物が付いていて、車が飛び出すことはありません。
一段落ちるごとに、カタンという気持ちいい音がして、耳にも楽しいおもちゃ。
車の動きを最後まで目で追うことで、目の動きと集中力を養います。
▼高額おもちゃはおもちゃのサブスクで安くレンタルするのが人気です
1歳で買ってよかったおもちゃ⑤|創造性を育む知育ブロック
積み上げる動作が上手になってくると、積み木やブロック遊びが楽しくなってきます。
この頃は、まだ噛み癖やなめ癖があるお子さんが多いので、大きさへの配慮はもちろん、安心な素材でできたブロックを選びましょう。
積み木やブロックは接触機会が多く、長く使うおもちゃなので、多少お高めでも良質なものを選んでくださいね。
ピープル お米のつみき
0歳~2歳で活躍したのが、安心安全のお米素材でできた日本製の積み木。
「ライスレジン」という国産米でできた素材でつくられた積み木なので、わが子もさんざんなめなめさせてもらいました(笑)
1歳では、ひたすら高く積み上げては、すぐにガシャーンと崩すことに夢中!
手先・指先を鍛えられる積み木遊びは、このあとのブロック遊びを得意にするため、積極的に取り入れるのがおすすめです。
ブロックラボ アンパンマン(バンダイ)
1歳になるとアンパンマンにハマりだすお子さんも多いですよね。
3歳~対象のブロックが多い中で、「ブロックラボ アンパンマン」は、1.5歳から遊べるブロックがあるのがメリット。
ブロックのはめ外しは、1歳では少し難しいみたいですが、アンパンマンと仲間が揃っているだけでも喜びますので、先行投資におすすめです。
STマーク付きだから、なめ癖などがあっても安心。
人気のレゴデュプロ(3歳~)と互換性があるから、いずれは組み合わせて遊ぶこともできます。
▼機関車とアンパンマンブロックは女の子も案外好きです
▼ごっこ遊びとしても楽しめるブロックラボアンパンマンシリーズ
Sina(ジーナ社) 音が鳴る積み木
「カラコロリ~」「リンリ~ン♪」色によって違う、きれいな音色が鳴るSina社のベビーキューブ。
手に取るとわかる、高品質な木製積み木です。
欧州安全基準に適合してるから安心。
4cm角という大きさで、赤ちゃんでも握りやすく設計されています。
英語教材ワールドワイドキッズの教材おもちゃに入っていましたが、色の学習、音による色当て遊びなど、0~2歳頃までとてもよく遊んだ積み木です。
ややお値段がいいので、お祝いやプレゼントにおすすめ!
1歳で買ってよかったおもちゃ⑥|運動系大型おもちゃ
歩けるようになると行動範囲が広がるので、運動系の室内おもちゃも導入できるといいですね。
ジャングルジムやキッズテントは場所をとりますが、それでも買ってよかったおもちゃのひとつです。
アンパンマンの室内ジャングルジム
当時の家は置き場所があったので、滑り台付きのジャングルジムを選び、1歳後半~3歳半(引っ越しのためお友達へ)まで、毎日のように遊びました。
特に体操系の習い事はさせてませんが、3歳では写真のようにY字が見事に決まっています(笑)
1歳では親の補助が必要ですが、滑り台では永遠に滑り続けつほど気に入って、外でのアスレチックも怖がることもなかったので、早めに買ってよかったです。
置き場所や処分に困る大型おもちゃは、レンタルしてしまうのもおすすめ!
大型おもちゃ専門レンタルのサークルトイズ
キッズテント 頭と体の知育ボールジャングル(トイザらス)
わが家が選んだのは、体を動かせてお勉強もできる、知育系のテント。
トンネルくぐり、ボールコースター、ボールプール、めいろ、お店屋さんごっこなど、全部で30種類の遊び方ができます。
全身運動から手先の微細運動までできて、1歳~5歳まで長く遊べるのが魅力。
パーツに分けて折りたためるので、来客時にはしまうこともできます。
秘密基地みたいでお友達も殺到します
失敗しない1歳のおもちゃの選び方
歩き始めて行動範囲が広がる1歳には、2歳、3歳まで遊べる先の長いおもちゃを検討してみてください。
具体的には、発語を促したり数の概念を教えてくれる学習おもちゃ、知育ブロックなどが長く使えておすすめです。
また、注意したいのが、柔らかい赤ちゃんおもちゃはほどほどにということ。
幼児期は、手触りと視覚両方を使って、身の回りの物を学んでいくため、なるだけ様々な触感を体感した方がいいです。
硬いおもちゃの危険性を教えながら、様々な素材のおもちゃとの出会いを作ってあげましょう!
1歳のおもちゃ選びのチェックリスト
・安全性・耐久性
・長く遊べるか
・学習の要素があるか
安全性・耐久性
チャイルドマウスという言葉をご存じですか?
赤ちゃんから2歳までの口の大きさは、一般的に直径32mmというサイズ。
これをチャイルドマウスといって、おもちゃ作りの際の安全基準のひとつになっています。
4cm以下のおもちゃは誤飲や窒息の危険高くなるので、4cm以上の大きさのおもちゃを選びましょう。
また、おもちゃの素材ももれなくチェックして、耐久性にも注意が必要です。
木製やABS樹脂などのプラスチック製は信頼性のおける素材ですが、玩具安全基準(STマーク)や食品衛生法などをクリアがしているおもちゃなら、なお安心です。
木製でも使っているニスや塗料は意外と見落としがちなので、必ずチェックするようにしましょう。
高い場所にも手が届くようになるため、お兄ちゃんお姉ちゃんのおもちゃにも注意が必要ですよ!
長く遊べるか
0歳~1歳の赤ちゃんおもちゃは、慎重に選ばないと長く遊べないので注意が必要です。
そんな中でも、「知育玩具」と言われるおもちゃは比較的長く遊べるので、ぜひこのサイトで紹介しているおもちゃを参考になさってください。
・知育効果を実証!2歳で買ってよかったおもちゃ17選
・知育効果を実証!3歳で買ってよかったおもちゃ17選
キャラクターおもちゃは、来年再来年も興味の対象かわからないので、迷ったときにはスタンダードなものを選んだ方が無難でもあります。
・長く遊ぶかわからない
・気に入るかわからない
・期間限定おもちゃがほしい
そんな場合は、月額2,000円台から6点ほどの知育玩具で遊べるおもちゃのサブスクの記事をのぞいてみてくださいね!
学習の要素があるか
1歳でお勉強?少し早いと思うかもしれませんが、言葉や数に触れる機会は、早いに越したことはありません。
くもんや学研の知育玩具は、安くて長く遊べる工夫がされているものばかりなので、わが家ではいくつも持っています。
お勉強と身構えず、おもちゃで遊ぶうちにいつの間にかできちゃった!というのが理想形ですよね。
【まとめ】1歳で買ってよかったおもちゃ
1歳で買ってよかったおもちゃ
こどもずかん777
くもんの生活図鑑カード(くもん出版)
くもん NEWタングラム(くもん出版)
はじめてのつみき RING10(ウッディプッディ)
ピックアップパズル(ボーネルランド)
アクティビティキューブトイ
くるくるチャイム(くもん出版)
森のうんどう会(エドインター)
お米のつみき(ピープル)
ブロックラボ アンパンマン(バンダイ)
ベビーキューブ(Sina/ジーナ)
室内ジャングルジム
キッズテント 頭と体の知育ボールジャングル(トイザらス)
おもちゃのサブスクなどで色々お試しした上で、実際購入したおもちゃは以上の17点でした。
・おもちゃの選び方がいまいちわからない
・知育玩具と呼ばれる優秀なおもちゃでたくさん遊んで欲しい
筆者もそんな親の1人でしたが、「おもちゃのサブスク」というおもちゃレンタルサービスを使うことで、自らのおもちゃ選びにも自信が付いてきた今日この頃です。
0歳からおもちゃサブスクを利用しているわが子は、パズルやゲームが大得意になり、3歳で大人を任すほどに成長しています。
おもちゃサブスクは、月額2,000円台から6点ほどの知育玩具で遊べるので、興味のある方は、下記の記事をのぞいてみてくださいね!