・数が学べる人気のおもちゃが知りたい
・数の勉強はいつからはじめればいい?
・算数を得意にしたい(苦手にしたくない)
・どうせならお勉強につながるおもちゃが欲しい
という方に、おもちゃのサブスクなどを利用し、200点以上の知育おもちゃと出会ってきた筆者が、数字の読みや計算が楽しく学べる「算数おもちゃ」についてお話していきます。
「勉強を意識せず、小さいうちから遊びの中で算数の力を身につけてほしい」そう考えるパパママは多いですよね。
実際、数字や図形、計算などが学べる知育玩具はたくさんあって迷ってしまうほどです。
数字や算数おもちゃは大きく分けて3つ。
- 数字・数量・数列を学ぶおもちゃ
- 計算をわかりやすく学ぶおもちゃ
- 図形感覚を育むおもちゃ
があります。
今回は、おもちゃサブスクなどを使い、200点以上のおもちゃで知育に取り組む筆者が、わが子が1歳~3歳までに、使ってみて「育った!」と感じた算数おもちゃを一挙にご紹介します。
1歳から数字おもちゃで遊んでいたわが子は、3歳で
・1~100まで数え(英語では30まで)
・1桁の足し算
・代表的な助数詞をつかった数え方(1本、2匹、3枚など)
・300ピースのパズル
ができるようになりました。
後半では、算数おもちゃのお得なお試し方法についてもお話しています。
ぜひ最後まで読んで、お気に入りを見つけてくださいね!
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(4歳~低学年向け)
数の勉強はいつから?
一般的に、数の概念は2歳頃から生まれてくるようです。
指差しで、ものを1つ、2つと数えるようになったり、大きい小さいがわかるようになったり…
それが、数の概念の理解です。
では、「数への興味」を持ち出すのは、一体いつごろからなのでしょう?
数への興味は、1歳から始まっている
実は「数への興味」が最も重要で、それは1歳頃から始まっているといわれています。
お風呂の中で数を数えたり、おやつが多い方のお皿を選んだり、日常の中に数字があることを覚え始めるのが1歳。
つまり、算数を得意にさせたいなら、1歳頃から「数・量の概念」や「計算の素地」につながるおもちゃを使って学んでいけばいいというわけです。
え、待って!! 1歳で算数?
そんなんです。
でも、算数といっても、数を数えたり、計算ばかりではないですよ!
1歳で算数おもちゃで遊ぶなら、まずは図形感覚を育むおもちゃがおすすめ。
実は、図形は小学校の算数から大学受験まで、長く取り組む問題。
だから、図形は幼少期から遊びの中で取り入れていくのがベター!
幼いうちにスタートできれば、図形問題を直感的に考える力が身に付きます。
そう!図形感覚は遺伝ではなく、身に付けるもの!
1歳から遊べる算数おもちゃの種類
図形のみならず、数や計算への興味は、遊びの中で育てていくといいでしょう。
いよいよここからは、数(算数)おもちゃをご紹介していきますが、冒頭にもお話したように、算数おもちゃの種類は3つ。
1.図形感覚を鍛えるおもちゃ(1歳~)
2.数・量の概念を育むおもちゃ(1歳~)
3.計算の素地をつくるおもちゃ(3歳~)
この種類の中から、使ってよかったおもちゃを厳選して紹介していきます。
対象年齢前から遊ぶことをおすすめする場合もありますが、その場合大人の方が必ず近くで見守ってあげるようにしてください。(付属パーツの大きさ・材質については確認した上でおすすめしています)
図形に強くなるおすすめおもちゃ(1歳~)
算数のファーストステップは、図形を五感で学ぶこと。
1歳頃から図形に触れていると、パズルへの移行がスムーズというのが筆者の実感。
対象年齢以下のおもちゃも含め、1歳頃から安心して遊べる図形感覚を養うおもちゃを集めました。
くもん NEWタングラム
対象年齢:3歳~
図形感覚を養うおもちゃといえば、タングラムが一番おすすめです!
木製ピースですべすべしているので、1歳頃からでも安心して遊ばせることができます。
1歳ではピースをなでたりひっくり返したり、だんだん電車のように並べてみたり、図形感覚?という感じですが、実はこういう手遊びがとても重要。
わが家では、1歳からタングラムで遊ばせることで、パズルが得意に!
3歳になると100ピース近いジグソーパズルまでこなせるようになりましたよ。
タングラム本来の遊び方は、正方形を分割した三角や四角のピースを組み合わせ、図形を作ることです。
くもんのNEWタングラムは、ピースをはめるフレームが付属していて、一般的なタングラムより簡単。
ネコや船など親しみのある形を考えながらつくっていくため、小さなお子さんでも楽しく遊ぶことができます。
早期に与えることで、タングラムとしては2歳半ごろから遊べるようになります。
図形感覚に加えて、考える力と集中力が育めます。
マグ・フォーマー
対象年齢:3歳~
三角や四角などの幾何学形を磁石でくっつけて遊ぶブロック。
磁石でパチッとくっつく感覚がやみつきになります!
1歳頃は、色遊びや形を触感で覚える。
2歳頃はつながるブロックとして平面遊び。
3歳頃~は立体にチャレンジなどと、
段階的に長く遊べるのでとってもおすすめです。
長く遊ぶうちに、図形感覚と空間認識力が養えて、展開図にも強くなりますよ。
ピース数が様々なセットがあります。車輪付きなどより、ブロックのみのベーシックタイプが飽きずに遊べておすすめ!
注意:ブロックの破損による磁石の誤飲事故が報告されています。ブロックの欠けなどは定期的にチェックが必要です。
\1歳からのマグネットブロックなら「ピタゴラス」もおすすめ/
くもん わごむパターンボード
対象年齢:3歳~
カラフルな輪ゴムをボードのピンにひっかけて、いろいろな模様をつくって遊ぶおもちゃ。
わが家では2歳半頃から遊んでいます。
付属の見本に添って、輪ゴムの色や形をそのまままねして作ることで、指先の器用さや図形感覚を小さいうちから育むことができます。
見本(パターンカード)をセットすると透けて見えるしくみです。
親が付き添い輪ゴムの誤飲に注意してあげれば、2歳頃からでも楽しく遊べますよ!
ポリドロン
対象年齢:4歳~
組み立てはパーツの辺と辺をカチッとはめ合わせていくだけ。
縦・横・ななめにも自由自在に図形作成が可能。
軽量なのでマグフォーマーなどの磁石タイプより、より大型で複雑な図形を組むことができます。
手先の器用さが問われるおもちゃなので、3歳頃から導入するのがおすすめです。
4歳からの図形ブロックはこれで決まり!
ラキュー
対象年齢:5歳~
5歳頃から算数を強くしたいなら、「ラキュー」という小型ブロックがおすすめ。
それは、ラキューが「図面の読解力」や「数学的思考」が遊びながら身に付く、他のブロックとは一線を画すブロックだからです。
超小型パーツだから手先が器用になるし、パチッとはまるクリック音もなんだか癖になる!
入学前に集中力を身に付けたいお子さんにもピッタリ!
数・量の概念を覚える数字おもちゃ(1歳~)
くもんの磁石すうじ盤30
対象年齢:1.5歳~
30まで数字を学習できる、くもん独自の「磁石すうじ盤」です。
磁石のコマを、同じ数字が描かれたボードに並べていきます。
こどもはみんな磁石が好きですね!
児童センターで人気だったおもちゃです。
数の理解(読み)と、10というかたまりの数量感覚が自然と身についていきます。
ボードの裏は無地のマスになっていて、30まで覚えたら数列学習へのステップアップもできます。
案外長く遊べるのでおすすめです!
DJECO(ジェコ) 10ベビーブロックス
対象年齢:1歳~
数字や動物などが描かれた10個のキューブを積んだり並べたりして遊ぶブロック。
丈夫な紙製なので、小さいお子さんでも安心です。
数字の読みと数え方、数の大小が感覚的に、1歳から学べます。
キューブは入れ子になっていて、大小を見極めながら楽しくお片付けができる点もおすすめ!
おじいちゃんの家に、預け置きしているおもちゃ。
キレイな塔にするのが意外と難しいので、3歳になった今でもよく遊んでいます。
ウッディプッディ はじめてのつみき RING10
対象年齢:1.5歳~
棒通し・積み木・ひも通し・人形遊びなど、1歳頃から多目的に遊べる知育玩具です。
モンテッソーリおもちゃを探している人にもおすすめの算数おもちゃです
5色のわっかは各10こずつあるので、数・量の概念の学習にもぴったり。
おもちゃをあまり増やしたくない方には、この多目的おもちゃがおすすめ!
▼「はじめてのつみき」は、おもちゃのサブスクでレンタルしたのが、出会いでした。
ぴったりしきつめ かずパズル100
対象年齢:3歳~
丸が並んだ「数のピース」をボードにはめ込んでいくパズル。
パズルをしながら楽しく1から100までの数量の感覚を育みます。
パーツが小さめなので指先のトレーニングにもいいです!
数のピースは1から10まであり、「6と4」や「8と2」などと組み合わせると「10」の長方形(10のかたまり)になるので、数の基礎が身に付きます。
10・15・20・30の枠があり、徐々にステップアップして遊べます。
10の感覚が早期に身に付くと、次のステップ「合算・分解」などへの移行もスムーズです。
注意:小さな部品があります。3歳未満には遊ばせないでください。
計算の素地をつくる数字おもちゃ(3歳~)
数字の概念(数の数え方・数量・数列など)を理解できるのは、およそ3歳くらいです。
次のステップとして、計算の準備(合成・分解)に進みます。
合成とは、「2と3を合わせるといくつ?」分解とは、「5は3と何に分かれる?」というような概念です。
おはじきやそろばんなどの「数字(算数)おもちゃ」を使うと理解が進みやすくなります。
合成・分解がわかると、足し算・引き算にスムーズにステップアップできます。
計算おもちゃまでくれば入学準備は万全だね!
学研の遊びながらよくわかる 木製かずさんすう
対象年齢:3歳~
数の数え方・数の大小・数列・数の合成/分解など、数のあらゆるしくみを視覚的に学べる知育玩具です。
最終的には数式を使った足し算引き算、繰り上がりのある足し算まで学べる内容になっています。
3歳頃からの数おもちゃを探している方には、おすすめです。
特に優秀だと思ったのが、表はイラスト、裏は数字が描かれている木製バー。
フレームの幅が「10」をあらわしているので、パズルのように当てはめるだけで、「4と6」「2と8」といった計算のあしがかりになる数の分解が自然と身に付きました。
ちなみに、木製かずさんすうは、おもちゃのサブスク「チャチャチャ」でレンタルしました。
色々な数(算数)おもちゃで遊んできましたが、もっと早く出会いたかった!
これひとつで、小学校に上がるまでの算数の勉強が完璧。
木製シリーズ よくわかる100だまそろばん/学研
対象年齢:3歳~
色々な会社から出ている玉そろばんタイプの知育玩具は、長く遊べるかという視点で選ぶのがおすすめです。
学研のそろばんは、付属品も多いので小学生まで長く遊べます。
そろばんといっても、ガイドとなる数字が描かれているのがポイント。
1~100までの大きな数が感覚的に習得できます。
視覚的・触りごこちで数を体感できるので、数量の勉強からも使えます。
くもんの玉そろばん120
対象年齢:3歳~
100を超える大きな数の感覚を身に付けるそろばん。
120までの数唱をくり返すことで数の規則性に気づき、121以上の数の理解ができるようになります。
5を境に赤と青で色が変わっているのも秀逸。
5の次は、青をひとつ持ってきて「6」となるというように、1から数え直さなくても、感覚的に大きい数が身に付いていきます。
また、シートを入れ替えて「助数詞」の勉強にも。
「お花屋や鉛筆みたいに細いものは、1本、2本…」「息をしているものは、1ひき、2ひき…」
イラストを見ながら分かりやすく教えることができます。
200点以上のおもちゃの中で、100玉そろばんは必須おもちゃのひとつ。
▼100玉そろばんで身に付く知育効果について書いています
「100玉そろばん+数字カード+算数の棒」セット
対象年齢:3歳~
100玉そろばんの別のおすすめ品。
そろばんと数字棒と数字カードのセット品。シンプルなので直感的に遊びたい方におすすめ。
学研さんすうタブレット
対象年齢:4歳~10歳
小学生まで長く遊ばせたいという方は、算数タブレットもおすすめです。
付属のシートを重ねると、数のしくみから「たし算」「ひき算」「かけ算」「わり算」まで、就学前~小学校低学年までの算数の基礎が学べます。
これひとつで数や計算を学ぶのは難しいので、他のおはじき・そろばん系おもちゃや紙のドリルとの併用がおすすめです。
何度でも繰り返しできるのが、タブレット学習のメリット!
わが家の場合、まずは合わせていくつ?からスタート。イラストを数えながらですが、タブレットの数字を押すのが大人っぽくて気に入っているようです。
時計の読み方を学ぶおすすめおもちゃ
時計の概念を理解し始めるのは、3歳頃からと言われています。
一般的な数の数えとは違う独特のルールなので、おもちゃを使って学んでみてもいいですね。
自分だけの時計は、テンション爆上がりで遊んでくれます!
「こどもちゃれんじ」なら、教材に時計が入っている!
しまじろうの声で楽しく時計のお勉強ができる「とけいマスター」は、こどもちゃれんじの人気教材(クリスマス特大号)。
タイマー機能付きで、お着替えなどの生活習慣を身に付けるのにもお役立ちです。
こどもちゃれんじ公式サイト
Hape 時計パズル
対象年齢:2歳~
楽しく時計の読み方が身に付く、カラフルな時計パズル。
低月齢から型はめパズルとして遊べるから、時計のお勉強へもスムーズに進めます。
起きるのは何時?おやつの時間は何時?寝る時間は何時?
可愛らしい時計と一緒に時間のお勉強をしてみましょう!
学研の遊びながらよくわかる とけいのレッスン
対象年齢:3歳~
学研のとけいおもちゃは、「ほんものの時計」と「もくひょう時計」のふたつの時計がセットなのが特徴。
画像右側の「もくひょう時計」は、ホワイトボードになっていて、1日の流れを書きこむなど、自由に目標時間の設定ができます。
とけいと見比べながら予定通りに生活することで、時間の意識と時間を管理する力が身に付きます。
遅寝を直したいお子さんや、就園前に一日の生活習慣を身に付けたい方にもおすすめ!
小学生におすすめの算数おもちゃ
わが子がもう少し大きくなったら、購入予定の算数おもちゃをまとめました!
小学生からは、思考力・記憶力を高めるゲーム性のあるおもちゃで家族みんなで遊びたいです。
algo(アルゴ)
対象年齢:6歳~
相手のカードの数字を当てる推理カードゲーム。
遊びながら思考力・集中力・記憶力が向上すると人気です。
算数オリンピック委員会、東京大学数学科の学生有志、 第一回数学オリンピック優勝者として著名な数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したゲーム。
ゲオマグ
対象年齢:6歳~
ゲオマグは、磁石内蔵のバーとスチール製のボールを組み合わせて立体図形を作るスイス製の磁石のおもちゃ。
シンプルな構造で、物理や幾何学など基本的な自然の法則を簡単に遊びながら学ぶことができ、図形感覚と創造性が磨かれます。
数字おもちゃは「おもちゃのサブスク」でお得にお試し!
算数おもちゃをはじめとする知育玩具でたくさん遊びたいなら、レンタルという方法があります。
幼いときから算数脳を鍛えたいなら、「数」「計算」「図形」のジャンルからバランスよく知育おもちゃを選んでくれる「おもちゃサブスク」をぜひ活用しましょう。
ちなみに、わが家では「ウッディプッディ はじめてのつみき 」と「学研の遊びながらよくわかる 木製かずさんすう」をレンタルしました。
「ウッディプッディ はじめてのつみき」は、その後自腹購入も!
▼気になる方は、お試しできるおもちゃのサブスクをチェックしてみてください