・くもんの知育おもちゃは、種類がたくさんあって選べない
・○○と△△って、遊び方カブってない?
というお悩みに、おもちゃのサブスクなどを利用し、200点以上の知育おもちゃと出会ってきた筆者が、くもんの知育玩具ついてお話していきます。
安くて、知育効果が高いと評判の「くもんの知育おもちゃ」。
種類がたくさんあり、中にはやや遊び方がカブってしまうおもちゃも。
実際に児童館やお友達のおうちに遊ばせてもらって、「これなら代わりがあるな」とか「わが子には不要だな」と感じたおもちゃもいくつかありました。
そこで今回は、
- 知育効果が被らない
- 知育メリットがいくつもある
- それぞれの知育おもちゃのベストな投入時期
という点にフォーカスしながら、「これだけ持っていればOK」というくもんの知育おもちゃを厳選してご紹介していきます。
優秀だけどわが家は類似品を買ったおもちゃについてもお話していきますので、ご参考になさってください。
くもんNEWタングラム(3歳~)
・図形感覚(瞬時に形を見極める力)が身に付く
・図形分割に強くなる →小学受験対策にも
・論理的思考力と集中力の錬成
「知育おもちゃの中でおすすめひとつ教えて」と言われれば、迷わず「くもん NEWタングラム」と答えています。
その理由は、長く遊べて、安くて、絶大な知育効果があるから。
対象年齢は3歳以上ですが、木製ピースですべすべしているので、図形積み木として1歳頃から導入するのがおすすめ。
わが家では、1歳から遊ばせはじめ、タングラム効果で、3歳になると100ピース近いジグソーパズルまでできるようになりました!
くもんのNEWタングラムは、ピースをはめ込むフレームが付属しているから、一般的なタングラムより低年齢ではじめやすい!
フレームのイラストもいいですし、つくる形がネコや船など親しみのある形ばかりなので、小さなお子さんでも楽しく遊べるのが良い点です。
付属の問題集(フレームなしで挑戦する問題)は難しいので、小学生まで遊べて、大人の脳トレにも使えます。
家族みんなが夢中になれそう!
▼タングラムの知育効果について詳しく紹介しています。
くもん わごむパターンボード(3歳~)
・手先の巧緻性(器用さ)が備わる
・図形のセンスがつく(図形の組み合わせが学べる)
図形おもちゃは数あれど、「図形を一から自分で作り出す」おもちゃはなかなかない!
積み木やブロックで丸や三角の基本図形を覚えたタイミングで、複雑な形を覚えてもらいたいと思い、投入しました。
ボードのピンにひっかけて図形をつくることで、身近なものがどんな図形を組み合わせてつくられているかが体感的に学べます。
わが家では2歳半頃から遊び、ドリルの図形問題が大好きになりました。
小学から大学受験まで広く頻出されている図形問題は、先手必勝!
遊びの中で得意にするのがかしこい選択です。
※わごむをどんどん紛失してしまい、写真はAmazon様よりお借りしています
くもんの生活図鑑カード(0歳~)
・語彙の習得と実物とのすり合わせによる認識
・身の回りの物への探求心
ご語彙の習得に活躍したのは、なんといっても「くもん生活図鑑カード」です。
幼児の日常生活に身近な単語を1枚1枚のカードにして、31種類ずつがセット。
「くだものやさい」「動物」「花と木」などのわかりやすいカードから、お店カード・マーク標識などのやや難しいシリーズまであります。
0歳6カ月から遊ばせていますが、このカードは、年齢に合わせてステップアップした遊びができるのがメリット。
0歳:フラッシュカード
子どもの目の前で、単語を読み上げながら素早くカードをめくる。1日1回を目標
1歳:カルタ
「りんごはどれ?」子どもにカードにタッチさせる(おしゃべりはできなくてもOK)
2歳:クイズ
「赤くて、まるくて、切ると中は白いくだものはどれ?」
→子どもが「リンゴ!」と言いながらカードを取る
3歳~:カード裏の解説で知識を深める
りんごなら「夏の終わりから秋の終わりに収穫される」「日本では青森県や長野県でつくられる」などのミニ知識が書いてあるので、読んであげる。
0歳・1歳・2歳・3歳でも遊べて、経済的!
こんなに遊べて、1冊1,000円前後で安いので、ぜひみなさんにも取り入れてほしい優秀な知育玩具です。
くもんのジグソーパズル(0歳~)
・手先の巧緻性(器用さ)
・観察力(見本と見比べる力)
・想像力(完成をイメージする力)
・集中力と達成力
パズル好きなわが子が、一番遊んだ「くもんのジグソーパズル」
くもんのパズルの良い点は、異なるピースのパズルが複数セットになっていること。
パズルは、少し難しくなるととたんにできなくなるため、無理なくステップアップできるよう考えられたセットがありがたい!
くもんのジグソーが地味に凄いのは、算数的視点でつくられていること。
ピースの裏に数字がふられているので、数字を並べ替えて、裏面でパズルを完成させるツウな遊び方もできます!
STEP0~STEP7があり、1歳~6歳までが取り組めるラインナップも魅力。
1歳でくもんNEWタングラム→2歳頃くもんジグソーパズルへのステップがおすすめ!
1歳頃からタングラムで遊んでいると、パズルも得意になりますよ!
▼1.5歳以上~8枚セット (2・3・4・6ピース 各2枚)
▼3歳以上~3枚セット (54・70・88ピース)
▼パズルの難しさを感じている人には、パズルができない対処法で遊び方のコツを紹介しています。
くもんの玉そろばん120(3歳~)
・算数のセンス(数の感覚的理解)が身に付く
・数の概念(数量・数列・合成・分解)の理解
・手先の巧緻性(器用さ)
算数を得意にさせたいなら、玉そろばんは必須!
玉そろばんでできることは、計算ばかりじゃありません。
おすすめは数の数えを覚え始める頃の早期投入。
算用数字=実際の数(玉数)が一度にインプットできるおもちゃは玉そろばんだけ。
くもんのたまそろばんが秀逸なのは、5を境に赤と青で色が変わっている点。
5の次は、青をひとつ持ってきて「6」となる
というように、1から数え直さなくても、感覚的に数が身に付いていきます。
合成や分解という計算の基礎が体感的に学べるのがgood!
基礎が就学前にできていると算数でつまずきません。
さらに、シートを入れ替えて「助数詞」の勉強にもお役立ち!
「お花屋や鉛筆みたいに細いものは、1本、2本…」「息をしているものは、1ひき、2ひき…」と、イラストを見ながら分かりやすく教えることができます。
付属4種類のシートを入れかえれば、何通りもの遊び方ができます。
①玉はじき →本体を縦にして玉を動かす。もしくは横にして玉落としで遊ぶ
②120までの数唱 →付属の数字シートの数字と、玉の数をマッチさせる
③助数詞の学習 →ものによって違う数え方があることを学ぶ
④数えていくつ? →玉を動かしながらシートのイラストと玉数をマッチさせる
⑤2人で数唱 →仕切り板を使って玉を分けて一緒に数えたり競争
⑥合わせて10になる数 →適当に仕切り板で玉を分け、左側を数えて右側の数を当てる
くもんには3歳からの算数おもちゃが多数!
「くもんの磁石すうじ盤100」や「ぴったりしきつめ かずパズル100」も遊んでみてよかったですが、どれかひとつを選ぶなら、足し算・引き算など小学生まであそべる「100玉そろばん」がおすすめです。
▼3歳からの算数おもちゃの一押し!
くるくるチャイム(0歳~)
・手先の巧緻性(器用さ)
・目線運動
・集中力
くるくるチャイムは、1歳で買ってよかったおもちゃのひとつ。
はじめはおもちゃサブスクのレンタルで出会いました。
カラフルなボールを鳥さんの頭からポトンと落とすと、くるくる回りながら落ちていく様子を見るのが楽しいです。
手先を動かすこと、ボールを目で追うことが脳への刺激し、発達を促します。
0歳から1歳前半まで、夢中で遊びました。
0歳の手では、大人の想像以上に球体のものってつかみづらいそうだから、めちゃくちゃ練習になる!
「つかむ」「離す」が遊びの中で自然と身に付いていくと、どんどん新しいおもちゃで遊べるようになっていきます。
▼他のおもちゃを入れても取り出せるから安心
【まだあるおすすめ!】くもんと迷ったけど、類似品を買ったもの
ここからは、とても優秀だけど購入に至らなかったもの(知ったのが遅すぎた・持っているおもちゃと知育効果がカブり気味)についてお話します。
類似品購入の経緯については、あくまで個人的感想で、おもちゃの一般的な優劣を示すものではありませんので、参考程度に読み流していただければと思います。
4歳~|図形モザイクパズル
「図形モザイクパズル」は、正方形、直角二等辺三角形のピースを組み合わせて、様々なパターンを作るパズル。
自然に図形の合成・分解・回転の感覚や面積の基礎を身につけられます。
お友達の「図形モザイクパズル」で遊んでみて、子どもが夢中になるおもしろさがありました。
でも、図形の合成や分解はすでに持っている「NEWタングラム」と「わごむパターンボード」で学べるため、購入には至らずでした。
4歳以上の図形おもちゃを探している人にいかがでしょうか?
5歳~|くもんの日本地図パズル
日本地図パズルは絶対欲しいと考えていたため、「くもんの日本地図パズル」も候補に挙がりました。
しかし、他のくもんの知育おもちゃに比べて割高感があったのと、名産品や景勝地をセットで学習してほしかったため、他の知育おもちゃを選びました。
うちの場合、3歳から遊びたかったので、小部品でも安心の紙製パズルにしました
選んだ都道府県パズルは知育効果を実証!3歳で買ってよかったおもちゃ17選で紹介しています。
1歳~|絵あわせきしゃポッポ あいうえお ~ひらがな~
文字学習とパズルが合体した「絵あわせきしゃポッポ あいうえお~ひらがな~」も周りで持っている人が多かった知育おもちゃです。
単純にあいうえお表を貼っておくより、手先を動かしながらの体得の方が、脳へ効果的に働きかけるので、とても理にかなったおもちゃと感じます。
早くに知っていれば購入したかったです。
3歳~|くもん出版 もじ・かずボード
「もじ・かずボード」も、持っておきたかったおもちゃのひとつ。
ひらがなはちょこちょこ練習させたいのに、ノートや鉛筆を持って机に座らせるのがけっこう手間だったりします。
わが家はホワイトボードで代用して終わりましたが、水で書いては消える楽しいおもちゃならば、もっと早くにひらがなが書けるようになっていたかもしれません。
3歳~|くもんのすうじ盤100
数唱や数量を覚えるのに良いと評判の「くもんの磁石すうじ盤100」ですが、よくも悪くもシンプルな特化型おもちゃ。
長く遊べる算数おもちゃという視点で、数唱から数列・足し算・引き算・九九までがが学べる「くもん100玉そろばん」をわが家では採用しました。
▼1歳~2歳なら、30までの数字盤もおすすめです
3歳~|図形キューブつみき
カラフルなキューブブロックを使って、様々な図形をつくる「図形キューブつみき」も人気商品。
いとこので遊ばせてもらいましたが、立体の問題では、見えていないブロックまで想像しながら組み上げなくてはいけないので、算数脳の育成に良さそうと感じました。
しかし、立体パズルは類似品を持っていたため、購入には至らずでした。
おすすめの立体パズルは知育効果を実証!3歳で買ってよかったおもちゃ17選で紹介しています。
3歳~|ぴったりしきつめ かずパズル100
「ぴったりしきつめ かずパズル100」も遊んだことはありますが、これもすごくいい!
1~100までの数量感覚と数の基礎が、これ1台で身に付きます。
パーツが小さめなので3歳からの指先のトレーニングにもいいです!
数のピースは1から10まであり、「6と4」や「8と2」などと組み合わせると「10」の長方形(10のかたまり)になるので、合算・分解の計算の基礎まで学べます。
3歳からの「算数おもちゃ」がくもんには多数あるから、迷っちゃう!
ひとつ買うならおすすめは、「くもんの玉そろばん120」です
「くもんの知育おもちゃ」をお試しする方法
くもんの知育おもちゃが気になったなら、「おもちゃのサブスク」という選択肢もあります。
月額2000円台で、年間70点前後の知育おもちゃを遊び放題。
特に長く遊べない期間限定おもちゃや、購入をまよっているならレンタルがおすすめ。
▼まずは、お試しできるおもちゃのサブスクをチェックしてみてくださいね。
「くもん」のおもちゃ好きにおすすめ!