ハイハイを促すには、どんなおもちゃがある?
おもちゃを使って、ハイハイを練習するやり方は?
という疑問に、おもちゃのサブスク6社を利用し、200点以上の知育おもちゃと出会ってきた筆者がお答えしていきます。
「ハイハイ」は、わが子の成長をグーンと感じるもの。
なんとも可愛らしい赤ちゃん特有のしぐさ「ハイハイ」を、心待ちにしているパパママも多いですよね。
でも、ハイハイやたっち、あんよなどの子供の成長は個人差が大きく、親が思うようには進まないものでもあります。
ハイハイが楽しくなるおもちゃをいくつか準備しつつ、赤ちゃんがやる気になるのを楽しみに待つ、それくらい気長に構えておくといいですよ。
わが子のハイハイは遅めで、始めたのは11ヶ月頃。焦りや心配もありましたが、今の成長を見ると焦ることなかったなぁと感じました。
そんなわけで、今回は、「ハイハイを促すおもちゃ」「ハイハイを楽しく練習するためのおもちゃ」について解説していきたいと思います。
【この記事を読むとわかること】
- ハイハイを促すおもちゃのおすすめランキング(11選)
- ハイハイを促すおもちゃ4種類
- おもちゃを使ったハイハイの練習のやり方
- ハイハイ期に遊びたいその他のおもちゃ
ずりばいやハイハイを楽しく促す「おもちゃの種類」
わが子のハイハイおもちゃを探していて驚いたのが、自分が子供の頃からハイハイ用おもちゃが格段に進化しているということ。
自動で動くハイハイ人形やワンワンくらいしかなかった記憶ですが…
進化した最新のハイハイ用おもちゃを紹介していきます。
最新の赤ちゃんのハイハイを引き出すおもちゃには、大きく分けて4つの種類があります。
どのタイプがご家庭に合うのか、まずは検討されてみてください。
自動で動くハイハイ人形やぬいぐるみ
最近のハイハイおもちゃは、ただ動くだけでなく、光ったり、おしゃべり上手だったり、指先の知育ができたり…と多機能なのが特徴。
人形や動物、自動で動くハイハイおもちゃには様々なモチーフがあるので、お子様の興味関心に合ったモチーフを選ぶことで、まずは追視(物を目で追うこと)を促し、上手にハイハイへと誘うことができますよ。
ハイハイおもちゃのしての役割が終わってからも長く遊べるのがメリットです。
自分で動かすボールや車系おもちゃ
ボールや車のおもちゃは、赤ちゃん自ら転がし、おもちゃを後追いすることで、ハイハイを楽しく進めることができます。
片手でおもちゃを動かす必要があるため、4つ足から2足歩行へのバランス感覚を身に付けるためにも良いです。
ボールや車系おもちゃはシンプルな造りで低価格なのがメリット。
ただ、筆者のまわりを見ると、ボールや車は、初めてのハイハイを引き出すというよりは「練習用おもちゃ」として利用している人が多いです。
ハイハイをまず促したいのであれば、前後で紹介している「自動で動くおもちゃ」「プルトイ」がおすすめですよ。
1歳頃のあんよ期にも遊べる木製プルトイ
ハイハイ期からあんよ期まで、長く遊べて経済的なおもちゃが欲しい方には「プルトイ」がおすすめ。
ひもを引っ張るタイプの「プルトイ」は、赤ちゃん自らが引っ張って遊ぶよう設計されているおもちゃですが、「パパママがおもちゃを引っ張ってあげて、ハイハイを促す」という遊び方もあります。
プルトイを使ったハイハイの促しは、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみたい方におすすめですよ。
ワンちゃんなどの動物系、機関車、はたまたちょっと不思議な形の虫や、積み木が一体になったプルトイまで、モチーフや形態は様々なので、お子さんの関心に合わせて選びましょう。
アンパンマンやミッキーのキャラ系おもちゃ
「子供の興味に合わせて選ぶ」という視点であれば、アンパンマンやディズニーなどのキャラクター系おもちゃもおすすめです。
それぞれハイハイ期に適したおもちゃというのが発売されています。
好きなキャラクターが話しかけてくれたり、テーマソングが流れたり、追いかけたくなる工夫が満載なので、ハマるとハイハイ達成は早いかもしれませんね!
赤ちゃんが“おもちゃ”でハイハイを練習する方法
次に、ハイハイおもちゃを使って、楽しくハイハイの練習を進める方法を解説していきます。
①赤ちゃんが安全にハイハイできる準備をする
一番大切な準備は、ケガや誤飲の原因となるものを取り除くことです。
赤ちゃんは大人より視点が低いため、大人より床に落ちているものが目につきやすいです。
好奇心旺盛なこの頃の赤ちゃんは、行動範囲が広がると思わずパクリ!と落ちている物を口にしてしまうことも。
大きな物を片付けるだけでなく、一度赤ちゃんの目線まで視線を落として、小さなゴミなども取り除くようにしましょう。
安全にノビノビと動けるスペースをつくりましょう。
②おもちゃを使って、大人がお手本を見せる
赤ちゃんは大人のマネが大好きなので、まずは大人がハイハイのお手本を見せるのがおすすめです。
「あっ!ワンワンがいたね~(驚)」「ワンワンどこ行くんだろう?待って~」などと掛け声をかけながら、楽しい雰囲気づくりをすることが何よりも大切。
実際に四つん這いになってハイハイしてみせてくださいね。
③ハイハイの身体の動かし方をサポートする
はじめてのハイハイでは、赤ちゃんはどのように身体を動かせばいいのかわかりません。
まずは、腹ばいの姿勢から、上半身を自分で起こすサポートとして、バスタオルなどを胸の下などに置き、上体を起こす姿勢を覚えさせてあげましょう。
胸を圧迫するので、無理せず短い時間からスタートすると安心です。
少し上半身が起きるようになったら、足の裏を押し、膝を曲げるなどして、前に進む手助けをしてあげます。
何回か繰り返すうちに、ハイハイに近い動きへ成長を見せてくれるはずです。
赤ちゃんが前に進む楽しさがわかると、ハイハイへの意欲がわいてきます!
ハイハイの種類
①ハイハイ
半身を支え、おなかを床に付けずに腰とおしりを上げて前進していく動き
②ずりばい
赤ちゃんがうつぶせでお腹を床につけた状態で腕や脚の動きで前進していく動き
③高ばい
膝を床に付けずに、ひじと膝をのばした姿勢でするハイハイのこと
ハイハイを促す練習におすすめのおもちゃランキング11
前章では、楽しくハイハイを進めるおもちゃには、4つの種類があることを解説しました。
もう一度まとめると、以下のようになります。
①自動で動くハイハイおもちゃ →初めてのハイハイや、ひとつ目におすすめ
②自分で動かすボールや車系 →練習向け(すでにハイハイできる)安いおもちゃがいい人向け
③あんよ期にも遊べるプルトイ →長く使いたい、子供とコミュニケーションを取りたい方向け
④動くキャラクターおもちゃ →好きなキャラクターがいる赤ちゃんに
お子さんの発達や好みに合わせて、検討されてくださいね。
それでは、おすすめ11選をどうぞ!
11位:フィッシャープライス 五感でわくわく! おもちゃセット
~9か月から~からだいっぱいに遊ぼう!
9ヶ月からのおもちゃセットは、ハイハイを促すような楽しいしかけがたっぷり。
ライオンボールは、ころころ転がしておいかけて、カバさんの車は、かえるさんの頭を押すと走り出すしくみで、ついハイハイで追いかけたくなる可愛いデザイン。
「バランス! シーソーボード」は、手と目の連動、形、サイズ感が学べる知育おもちゃです。
10位:ブライトスターツ オーボールラトル
赤ちゃんの初めてのおもちゃとして有名な「オーボール」ですが、まだ持っていない方はハイハイ期を迎える頃にもおすすめ。
ボールを追ってハイハイ運動を促したり、握りやすい形状なのではじめてのボールにもピッタリです。
カチカチ鳴るビーズはラトルとして遊んでも楽しいので、生まれたての赤ちゃんから1歳頃まで、長く楽しめるおもちゃです。
9位:ピープル 触ると逃げる 頭も良くなる 追いかけっこしましょ
お尻を触ると逃げていくライオンと「追いかけっこ」遊び。
カラフルなたてがみは、赤ちゃんが大好きなタグの手触りだから、指先遊びも出来て知育性アップ!
後ろのひもを引っ張り反動で走らせるタイプだから、電池交換もなくてお手軽です。
8位:B. toys かたつむりポッパー ハイハイで遊べるプッシュトイ
愛らしいカタツムリと、押さずにいられない殻のスイッチが目を引く、ハイハイ期向けおもちゃ。
タイヤ付きで赤ちゃんが自分で走らせるタイプは、ハイハイ練習向け。
殻のスイッチを押すと中のボールが弾み、ピカピカ光るしかけつきです。
虹色に光るかたつむりとポンポン音を立てて弾むカラフルなボールに、赤ちゃんも大喜び。
7位エデュテ ラトルタワー
木製知育玩具メーカー「エデュテ」のラトルタワーは、ハイハイの練習にもおすすめ。
転がしながら追いかけると、32個のカラフルな玉が転がり、心地良い音色がします。
玉落としは知育玩具として優秀なので、ハイハイ期の知育玩具も一緒に探している方にピッタリ。
本体からボールは取り出せないので、誤飲の心配はなく安心です。
6位:Hape こいぬのペペのプルトーイ
お散歩できるワンちゃんは、ひもを引くことで動かすことのできるプルトイ。
手足だけでなく、顔やしっぽまで自在に動くので、座って、立って、丸まって、かわいい子犬にいろんなポーズを教えてあげることができます。
ハイハイ期には、大人が動かしてあげて、ハイハイへ誘ってあげましょう!
5位:ディズニー はじめて英語 ミッキーマウス いっしょにおいでよ!
あっちこっち動くミッキーが、楽しい音楽とおしゃべりで赤ちゃんのハイハイを応援。
ミッキーマウスマーチ、ミッキーの誘いかけ、英語の歌、英語のお喋り、日本語のお喋りなど、音楽と言葉が19種類も収録されています。
ハイハイの練習をしながら、英語耳が作れる知育要素のあるおもちゃです。
4位:ボーネルンド バヨ カラフルプレイトーイ
かたち合わせブロックが一体となったプルトイは、0歳から2歳頃まで遊べてコスパ良し!
引っ張ると鳴る木の“カタッコトッ”という小気味いい音は、赤ちゃんも大好きで、ハイハイやあんよを楽しく後押ししてくれます。
ひもを引っ張るとクルクル回るボックスは取外し可能なので、かたち合わせとしてだけでも遊べます。
3位:アガツマ メロディおさんぽアンパンマン
0歳のハイハイからあんよ期の発達をうながしてくれる、アンパンマンのおさんぽトイ。
お家の後ろには、ミラー付きで赤ちゃんがのぞき込みたくなる工夫が!
「1・2、1・2」「頑張れ頑張れ」というアンパンマンの応援メッセージや、アンパンマンのマーチなどの音楽まで、ハイハイの練習を楽しく盛り上げてくれます。
自動・手動で走行モードが切り替えられます。
2位:トイローヤル おいかけてコロコロボール
このボールただ者じゃない!おしゃべりしながら勝手に動くボールです!
ライトがピカピカ光ったり、17フレーズのおしゃべりと歌、8曲のメロディまで盛りだくさん。
ボタンを押したり、サークルをクルクル回したり、タグ遊びをしたり、指先の遊びもできて、成長を促す知育の刺激がいっぱいの愉快なボールです。
1位:SKIPHOP ハイハイの練習 光と音で刺激 ビー・スパイラルトイ
ハイハイの練習のお供は、光と音を発しながら動く可愛いハチさん。
まんまるとにっこり笑顔は、いつでも赤ちゃんの大好きなモチーフです。
円を描いて動くモードとランダムに動くモードがあり、予測不可能な動きをするから、赤ちゃんがくぎ付けになります。
障害物を避けてくれるセンサー付きなので、ハイハイを中断することなく、心置きなく練習できます。
口コミ多数の大人気おもちゃ。
どれかひとつ買うなら、この「ビー・スパイラルトイ」がおすすめ!
ハイハイ期におすすめの、その他のおもちゃ
ハイハイを始める頃のお子さんには、両手の連動性や手先の巧緻性(器用さ)を高める遊びもおすすめ。
近年、手は第二の脳と呼ばれるほどに神経が集中し、指先を使う遊びは、脳の発達に直結するとも言われています。
そのため、つまんだり、ひっぱったり、めくったり、ねじったり、そういった手先の運動能力を上達させるおもちゃで遊ぶことが大切になってきます。
▼お座り期からハイハイ期に座って遊べるおすすめのおもちゃはこちらで詳しく解説しています。
ハイハイ期にはおもちゃレンタルという選択も!
脳の発達が目覚ましいハイハイを迎える頃のお子さんは、知育玩具と呼ばれる優秀なおもちゃでたくさん遊んでみてはいかがでしょうか。
でも、知育に関心はあるのに、どんなおもちゃを選べばいいかわからない…
筆者もそんな親の1人でしたが、今は「おもちゃのサブスク」というおもちゃレンタルサービスを使って知育に励んでいます。
0歳からおもちゃサブスクを利用しているわが子は、パズルやゲームが大得意になり、3歳で大人を任すほどに成長しています。
おもちゃサブスクは、月額2,000円台から6点ほどの知育玩具で遊べるので、興味のある方は、下記の記事をのぞいてみてくださいね!
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