「くみくみスロープリニューアル後、どう変わった?」
「基本セットと、たっぷり100の違いが知りたい」
「何歳からが楽しい?知育効果は?」
「うるさいって噂は本当?」
という疑問に、おもちゃのサブスクを複数利用し、200点以上の知育おもちゃと出会ってきた筆者が、「くもんのNEWくみくみスロープ」の様々な疑問にお答えしていきます。
たくさん販売されているくもんの知育玩具の中でも、ベストセラーの「くみくみスロープ」。
2009年発売当初より、何度かリニューアルを経て、とても遊びやすくなりました!
リニューアル前の旧商品には、不満を感じるところもあったので、大満足のリニューアルです。
【この記事を読むとわかること】
- リニューアル後、どう遊びやすくなったのか
- 基本セットと「たっぷり100」との違い
- 拡張セットの選び方
- くみくみスロープ導入におすすめの年齢
- デメリットとメリット(知育効果)
以上のことがすべてチェックできます。
筆者と「くみくみスロープ」の出会いは「
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「くみくみスロープ」リニューアルで、遊びやすさが改善
「くみくみスロープ」は、くもん出版から発売されている、大人気のベストセラーおもちゃです。
2009年発売以来、2回のリニューアルを経て、現在に至ります。
受け皿パーツ(No.15)の改善で、安定性アップ
一度目のリニューアルでは、受け皿パーツ(転がってきたボールを最後に集める受け皿)の改善です。
2015年以前は2つのパーツで構成されていましたが、リニューアル後は、1つのパーツになりました。
リニューアル前は受け皿に細い脚を差し込んだ上に、その他のパーツと組み合わせるつくりでしたが、リニューアル後は、受け皿とその他のパーツが直接つなげるように。
強度が増し遊びやすくなりました。
受け皿は全体の土台となる部分なので、細い脚に負担がかかるのはストレスでした
No.10パーツの改善で、壊れるストレスから解放
上記画像のパーツ(外側からうずを描きながらボールが落ちていくパーツ:台風の目とわが家では読んでいます)が改善したのが、最新のリニューアルです。
2015年リニューアル同様、細い脚と本体の2部品構成だったのが、本体から直接他のパーツとつなぐことができるようになりました。
筆者はリニューアル前とリニューアル後、両方で遊んだ経験がありますが、
細い脚を差し込む本体の穴が、非常に壊れやすかったため、本リニューアルによって、遊びやすさが格段に改善されました。
リニューアル後のパーツは互換性あり、購入も可能
くもん出版公式サイトでは、リニューアル後のパーツを単体購入することもできます。
筆者のように、No.10の脚を壊してしまったときは、リニューアル後のNo.10のパーツを購入しなおせば、組み立てやすくなり不便なく遊ぶことができます。
リニューアル前後で互換性があるので、問題なく遊べます
互換性あり!「くみくみスロープたっぷり100」との違い
「くみくみスロープ」(基本セット)と、パーツの多い「くみくみスロープたっぷり100」(ボリュームセット)を比較検討されている方へ、違いについて4つの点で解説していきます。
くみくみスロープたっぷり100の特徴(くみくみスロープ57との比較)
パーツが2倍に増える(種類は13個増える)
蓄光ボールが入っている
作例集が増える
価格は2倍だけど、お得
たっぷり100はパーツが2倍に増える
くみくみスロープ57(基本セット):17種57ピース、ボール12個
くみくみスロープたっぷり100:30種100ピース、ボール24個
くみくみスロープ100は、基本セットと比較すると、2倍ほどのピースがセットになっています。
ピース数ばかりでなく、新たに13種類の特殊パーツが加わり、ダイナミックなコース作成が可能に。
▼通常版にはない「くみくみスロープたっぷり100」のパーツ例(出典:くもん出版公式サイトより)
たっぷり100では、Uターンや階段、ジャンプ台など、アクロバティックな動きが楽しめそうだね!
蓄光ボールが入っている
「くみくみスロープたっぷり100」の12個のボール(ボールのうち半数)は、蓄光ボールになっています。
暗闇でボールが光りながら走る様子に、楽しさ2倍に!子供は大興奮!
ボール投入口も、蓄光タイプが含まれています。
作例集が増える
くみくみスロープ(基本セット):8種
くみくみスロープたっぷり100:13種
「くみくみスロープたっぷり100」には、作例集も多めに付属しています。
作例集では、15ピースからの簡単なコースから始まり、徐々にピース数を増やしながら、最後は全ピースを使うところまで、掲載されています。
基本セットでも、たっぷり100でも、15ピーススタートではじめの難易度は一緒なので、低年齢からでも、遊ぶことができます。
まずは、作例集のお手本を見ながら、ピースのつなぎ方を覚え、最終的にはオリジナルコースが作れるようになるまで、ステップアップしていきましょう。
くみくみスロープでは全57ピース、くみくみスロープたっぷり100では全100ピース、
ピースを全部使ったコースを作るためには、大人でも相当頭をひねりますよ!
価格は2倍だけど、「台座」も付いてお得
くみくみスロープ(全57パーツ):税込4,620円
くみくみスロープたっぷり100(全100パーツ):税込10,450円
あれ?パーツの数だけだと、「くみくみスロープたっぷり100」あまりお得感はないみたいだね。
くみくみスロープを遊びつくすには、
①くみくみスロープ(基本セット)に「拡張セット」を追加する
②「くみくみスロープたっぷり100」をはじめから買う
という方法があります。
拡張セットというのは、次の2種類。
・ボリュームアップセット:(税込1,980円)
・ジャンプ&大車輪セット:(税込2,750円)
上記を基本セットに追加すると、ほぼ「くみくみスロープたっぷり100」のように遊べます。
しかし、だいたい同じようなパーツが揃っても、「追加ボール」やコースを安定させる「台座」は含まれないため、結果「くみくみスロープたっぷり100」を購入した方が、少しお得になります。
くみくみスロープは、何歳から楽しく遊べる?
「くみくみスロープ」は、3歳以上を対象とした知育おもちゃです。
筆者が3歳の子供と遊んだときの印象としては、3歳~4歳前半くらいまでは、ひとりでコースを組み立てるのは難しかったです。
同年のお友達も、パパママと一緒につくって遊んでいました
■くみくみスロープが何歳から遊べるかの目安
対象年齢 | パーツをたくさん使って ひとりで組み立てできる | |
くみくみスロープ (スタンダード版) | 3歳以上 | 4歳・5歳~ |
くみくみスロープ100 | 5歳・6歳~ |
3歳頃にとっては、完成したコースにボールを走らせるのが醍醐味。
3歳・4歳では、まずは作例集を見本にしながら、組み立ての練習をしていきましょう。
作例集に慣れてきたら、オリジナル作品にチャレンジ!
くみくみスロープ100はさらにパーツが増えるため、ほぼすべてのパーツを使ってコースをくみ上げれられるのは、早くて5歳・6歳くらいだと思います。
3歳・4歳ではじめて買うなら →「くみくみスロープ」通常版 →気に入れば拡張
5歳・6歳ではじめて買うなら →「くみくみスロープたっぷり100」
がおすすすめです。
付属パーツをほとんど使って、オリジナルコースがつくれるのは、小学生くらいのようです。
3歳~小学生まで長く遊べるのが、ベストセラーの証ですね!
ボールなどの小部品があるため、対象年齢未満のお子さんが遊ぶ際は、大人の立ち会いのもと、十分に注意しながら遊ばせてください。
うるさいって本当?「くみくみスロープ」のデメリットは?
「くみくみスロープ」のボールが走る音がうるさいという口コミをよく見かけます。
遊んでみると確かに、想像以上の音に驚いたので、下の動画で確認してみてください。
音量注意!
特に、No.10パーツ(外側からうずを描きながらボールが落ちていくパーツ:台風の目とわが家では読んでいます)を転がる際に、大きな音がします。
木造戸建てのわが家では、遊んでいる部屋の外が駐車場になっているのですが、駐車場でかすかに音が聞こえるほどでした。
マンションやアパートなどにお住まいの方は、時間帯によってはご近所に配慮が必要かもしれません。
考えられるデメリットは、
・音がうるさい
・リニューアル前のパーツが壊れやすい
・3歳頃は、ひとりで遊べない
現行販売されているのは、リニューアル後のパーツなので、壊れやすいという心配はなくなりました。
また、3歳頃はオリジナル作品をひとりで組み立てるのは難しいため、大人の助けが必要ということは、知っておく必要があります。
「くみくみスロープ」の効果は?知育的メリットを解説
「くみくみスロープ」では、
・論理的思考
・創造力
・集中力
・観察力
・バランス感覚
・手先の巧緻性(器用さ)
などの知育効果が、バランスよく育めます。
まず、「ゼロの状態からオリジナル作品を作り出す」ため、くもん出版公式サイトにも記載がありましたが、ブロック遊びのように、十分に創造力が備わる知育玩具といえます。
ただ、「くみくみスロープ」の真の目的は、ブロックを積み上げることではなく、ボールが走るルートを完成させること。
なので、ボールが上から下へ坂を転がるしくみを知って、ルートが途中でつっかえないように試行錯誤する思考力が問われます。
ビジネスシーンでは、よくPDCAによる目標達成が使われますが、それが体験できるおもちゃといってもいいと思います。
だから、3歳・4歳ではけっこう難しいのだけど、幼い時からPDCAの感覚を身に付けられるのは、先々でとても有利だと感じます!
それに加えて、ルート確保のためには通行止めにならないよう、パーツ穴の向きを考えたり、坂の高さを合わせるバランス感覚なども、必要となります。
また、ルートを貫通するには、間違いなく組み上げる集中力や観察力も必要です。
つまり、「くみくみスロープ」で遊べば、「論理的思考」「創造力」「バランス感覚」などの知育効果がバランスよく育めるというわけだね。
いくつもの知育効果が身に付くため、すでにブロック遊びをされている3歳以上のお子さんにもおすすめです。
ブロックの次のステップにピッタリ当てはまるおもちゃです。
実際にわが子と遊んでみて、子供の集中具合やトライアンドエラーを繰り返す様子を見て、取り入れる価値のある知育玩具と感じました!
作例集でアイデアを広げよう!くみくみスロープの楽しい遊び方
くみくみスロープには作例集が付属していますが、個人的にはそれだけだと3歳頃では遊びつくせないと感じました。
なぜなら、3歳ではボールの転がるしくみを理解することや、パーツの種類を使い尽くすことが難しく、作例集のお手本なしにオリジナル作品を作るには、けっこう練習が必要だからです。
なので、わが家ではパパママ合作で、オリジナルの作品例を作って、写真に残し、それをお手本にしてわが子に作らせてみる、ということをしました。
▼くみくみスロープのオリジナル作品例を投稿しています
KUMONくみくみスロープで安く遊びたいなら、レンタルもできる!
何より「くみくみスロープ」は、3歳以降のお子さんが大興奮してハマるおもちゃです。
パパママも夢中になること間違いなし!
ぜひ、パパママも童心に返って、ご家族で遊んでみてください。
「くみくみスロープ」で気に入るかわからない、音が心配、などという方には、お試しレンタルする方法もあります。
筆者と「くみくみスロープ」の出会いは「
お試しなら、月2000円台で6点、お好きな知育玩具で遊び放題!
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