つかまるものがない時のつかまり立ちの練習方法は?
つかまり立ちを促しながら、長く遊べるおもちゃが欲しい
という疑問に、おもちゃのサブスク6社を利用し、年間70個以上の知育おもちゃと出会う筆者がお答えしていきます。
「つかまり立ち」は、赤ちゃんの独り立ちを強く感じられる成長の証。
心待ちにしているパパママも多いですよね。
しかし、赤ちゃんがなかなかやる気にならない、つかまり立ちが安全にできる場所がないというお悩みは、案外多いようです。
そこで今回は、赤ちゃんが楽しくつかまり立ちできるおもちゃはどんな種類があるのか解説していきます。
以下のラインナップについて詳しく解説していきます。
【この記事を読むとわかること】
- つかまり立ちを促すおもちゃ4種類とおすすめ10選
- つかまり立ちとは何か(始める時期・ハイハイとの関係)
- おうちにある物でできる、つかまり立ちのやり方
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知っておきたい「つかまり立ち」の基本
「つかまり立ち」は、赤ちゃんによって個人差が大きいので、無理にスピードを求めず、赤ちゃんのペースを尊重することが大切です。
まずは、つかまり立ちの疑問について解説していきます。
つかまり立ちとは?
「つかまり立ち」とは、まだ足腰が十分に発達していなくて身体のバランスを取ることが難しい時期に、物や大人の手につかまって立とうとする様子のことをいいます。
つかまり立ちは、赤ちゃんが体力と筋力をつけ成長し、赤ちゃんから「子供」へと独り立ちしていく第一歩とも言えます。
歩行練習の第一段階にあたるため、つかまり立ちができた多くの赤ちゃんは、ほどなくしてそのあと歩行に移行し、最終的には自分で歩くことができるようになります。
つかまり立ちは、子供の発達段階において重要な行動のひとつであり、つかまり立ちを成功させることは、赤ちゃんの成長と自立心の発達に関わる重要なステップです。
親や周りの大人には赤ちゃんが安全につかまり立ちを進めるためのサポートする役割があります。
つかまり立ちはいつから?7ヶ月でしないのはおかしい?
「つかまり立ち」は、個人によって異なりますが、一般的には生後約6ヶ月から12ヶ月頃に始まることが多いです。
ただし、赤ちゃんの成長スピードや体力、筋力には個人差がありますので、具体的な時期は赤ちゃんごとに異なることもひとつの特徴です。
しかし、生後6ヶ月~つかまり立ちをはじめると聞くと、7ヶ月になってもつかまり立ちをしない!と焦りと感じるのが親心というもの。
0歳児の成長は個人差が大きいと心得て、無理にスピードを求めず、赤ちゃんのペースを尊重しながら成長を楽しむことが大切です。
わが子のつかまり立ちは12ヶ月で、甥っ子は1歳半でつかまり立ちをスタート。遅めでもうまく歩けない、転びやすいなどの歩行の遅れにつながることはないと言われています。
ハイハイとつかまり立ちどっちが先なの?
一般的な赤ちゃんの発達段階では、最初は寝返り、次にお座り、そして、ハイハイがつかまり立ちよりも先に始まることが多いです。
ハイハイは、お腹を地面につけずに手や膝を使って這いながら移動する行動です。
赤ちゃんはハイハイを通じて、筋力を鍛え、自身の身体のコントロールを向上させます。また、ハイハイは自分の周りの環境を探索し理解する手段でもあります。
一方で、つかまり立ちは2本の脚で立つわけなので、ハイハイよりも筋力や身体のコントロール能力がより必要になります。
したがって、通常ハイハイの経験を積んでから、6ヶ月から12ヶ月の間につかまり立ちを始めることが一般的です。
つかまり立ちが早いと発達障害という噂は本当?
親御さんの中には、赤ちゃんがつかまり立ちや歩行を早くはじめた場合に、発達障害を心配されるケースがあるようです。
つかまり立ちをしてキョロキョロ、好奇心いっぱいで落ち着きがない様子から、注意欠陥多動性障害(ADHD)と疑うことがあるようです。
しかし、歩きはじめたばかりの赤ちゃんは、総じて周りのことに興味津々なものです。
実際のところ、つかまり立ちや歩行が早く始まる場合、下半身の筋力や身体バランスが優れている赤ちゃんである可能性が高く、発達障害であるケースは少ないようです。
発達障害の診断は4歳~5歳頃にならないと受けることができないため、つかまり立ちが早いということだけで、心配しすぎないようにしましょう。
つかまり立ちをしやすい場所とサポートのやり方
赤ちゃんがつかまり立ちを練習するときには、さまざまな物につかまって立とうとします。
特につかまり立ち専用のグッズを用意しなくても、気づけばつかまり立ちしていた、なんて話も良く耳にしますよね。
以下は、一般的なご家庭にある赤ちゃんがつかまり立ちをしやすい場所の例です。
親がするべき周辺環境の整え方とサポートのやり方も一緒に解説していきます。
つかまるものがないという方も、できそうな場所がないかチェックしてみてくださいね!
ベビーベッド
赤ちゃんは、自分が寝ているベビーベッドのフレームにつかまって立とうとすることがあります。
ベビーベッドは、つかまりやすく安定感があるので、つかまり立ちの練習に最適です。
周りを片付け、危ない転び方をしないように、親が近くにいて腰を支えてあげるなどしてサポートしましょう。
テーブルやソファー、家具の角
ソファーや低めのテーブルなどは赤ちゃんが立つのに適した高さなので、つかまって立つことを試みることもあります。
まずは、お気に入りおもちゃなどを上に置き興味を誘って、つかまり立ちを促してあげましょう。
その際には、テーブルや家具の角を保護するグッズやなどを使って、安全に配慮する必要があります。
ソファー周りは、家族の持ち物が多く集まる場所なので、転倒した場合に危険なものが置いていないかもチェックしてください。
両親の手
赤ちゃんは親の手につかまって立とうとすることがよくあります。
親が赤ちゃんの手を支え、ぐらつきを緩和してあげることで、赤ちゃんは立ち上がる練習がしやすくなります。
親子のコミュニケーションが生まれ、赤ちゃんが安心感を感じる良いつかまり立ちの練習方法です。
壁
壁は一見つかまるところがありませんが、意外にも赤ちゃんがつかまり立ちをしやすい場所のひとつです。
手を押し当てながら、徐々に身体を起こしていくので、素振りを見せ始めたら、安全確認が必要な場所でもあります。
周りを片付け、危ない転び方をしないように、親が近くにいてサポートしましょう。
おもちゃ
一部のおもちゃには、つかまって立つことをサポートするための取っ手や手すりが付いているものもあります。
つかまり立ち用に設計されたおもちゃはつかまりやすいだけでなく、赤ちゃんの知的好奇心を刺激して、つかまり立ちを促すことに役立つことが多くあります。
さっそく次から紹介していきますね。
つかまるものがない時は、知育おもちゃがおすすめ
つかまり立ちを促すおもちゃ4種類
①テーブル型知育玩具
②歩行器
③ジャングルジム
④ベビーサークル
つかまり立ちに役立つおもちゃには、大きく分けて、以上のような4つのおもちゃがあります。
それぞれの特徴とおすすめ商品をご紹介していきます。
長く遊べる「つかまり立ち」を促すおもちゃ10選
つかまり立ちのためのおもちゃを選ぶときには、つかまり立ちを促すだけでなく、知育効果があるかといった視点で選ぶといいです。
特にこの時期に取り入れたいのが、
①手先と目の連動性を高め、脳を発達させる
②脚と腰を鍛え、全身運動を促す
といった役割があるおもちゃです。
以上の視点でおもちゃを選ぶと、つかまり立ち専用おもちゃにならならず、長く遊べるおもちゃを選べます!
テーブル型知育玩具|お座り期からあんよ期まで長く遊べる
テーブル板に音が出るボタンや型はめブロックなどが付いた「テーブル型知育玩具」は、赤ちゃんがつかまり立ちしやすい高さに設計されています。
赤ちゃんの好奇心を刺激する、つい立ち上がりたくなるしかけがいっぱいで知育玩具としても優秀。
何通りにも遊びたいならテーブル型知育玩具がおすすめです。
お座り期やハイハイ期から長く遊びたいなら、テーブルの脚を取り外せるタイプや高さを調整できるタイプを選びましょう。
ボタンやつまみがたくさん付いたおしゃべりピアノ
カラフルなボタンや鍵盤がいっぱいついたおしゃべり上手なピアノは、テーブル型で、つかまり立ちに最適な高さ。
音楽だけでなく、色や数字を英語・フランス語・スペイン語で教えてくれる知育機能もあるので、語学耳を育てるにもおすすめ。
テーブルの脚が取り外せるから、お座り期から活躍します。
つかまり立ちおもちゃから車の乗り物まで自在に変身
脚を取り外せば知育ボード、ハイハイウォーカー、歩行器、車の乗り物などにいくつも形を変えられるから、ハイハイ期から人気の知育玩具です。
特に、兄弟姉妹がいる方なら長く遊べて損はないのでおすすめ。
ぶつかっても痛くない知育玩具だから新生児期から遊べる
ぶつかっても安心なつかまり立ちおもちゃをお探しなら、やわらかい手触りで椅子としても使えるこのタイプがおすすめ。
上面だけでなく、側面にも可愛いしかけがいっぱいついているので、寝返り期からたっち期の全身運動のサポートに役立ちます。
歩行器|手押し車にもなるタイプはあんよ期まで活躍
脚が入る穴があいたシートがセットされた歩行器は、歩く練習だけでなく、つかまり立ちの練習にも向いているおもちゃ。
シートが赤ちゃんの腰をしっかり支えるので、タッチの感覚や下半身の筋肉の使い方を覚えるために最適です。
長く遊びたいなら、歩行器から手押し車に変化するタイプなどを選びましょう。
高い視線で移動する楽しみが芽生えます。
手押し車と2wayのはらぺこあおむしの歩行器
知育おもちゃがたくさんついた歩行器は、手押し車との一台二役だから、あんよが安定するまで使えます。
押すと光って音楽が鳴るボタン付きのトイユニットは、取り外すとテーブルとしても活躍します。
成長に合わせて3段階に高さ調節可能。
タイヤがカバーされていて、足の巻き込む心配がないから安心です。
アンパンマンの歩行器は、知育おもちゃつきで人気
つかまり立ちの練習をするとき用に、ストッパー機能が付いていて安心。
指先の知育になるおもちゃボードを取り外せば、お食事のテーブルとしても使えます。
成長に合わせて高さが変えられ、ワンタッチで折りたためるので収納や持ち運びにも便利。
▼カータイプはつかまり立ちが安定してきたらスタート
西松屋の歩行器は、お食事テーブルとしても活躍
動きを制止できるストッパーつきなので、つかまり立ちから安心しておすすめできるのが西松屋の歩行器。
楽しいメロディとライトが光るおもちゃボードが、楽しくつかまり立ちを応援します。
組み立てや折り畳みがしやすいカンタン構造。
本物そっくりのフォードの車型歩行器
本物のフォードさながらの歩行器は、音、ライト、チェンジレバー、回転する操縦ハンドル付きで、車好きでなくても夢中になりそうなギミックがいっぱい。
車部分を取り外せば、手押し車に変身します。
ジャングルジム|つかまるものがない悩みにも対応
安定感のあるジャングルジムなら、つかまり立ちにもピッタリ。
先を見越して選択するなら、すべり台やブランコ付きのジャングルジムもおすすめです。
たっち期から3歳頃まで、雨の日でもおうちで全身運動ができるので、お部屋に余裕のある方はぜひ検討されてみてください。
不動の人気のアンパンマンジャングルジム
雨の日でも室内で体を動かして楽しめる、アンパンマンのジャングルジム。
すべり台が長く、ゆるやかなカーブがついていて楽しい!
大きすぎないコンパクトな設計がgood。
ジャングルジムは、アンパンマンと下の野中製作所で人気を2分しています
インテリアになじむジャングルジムは、4つの遊具付き
大きくなっても遊びごたえ抜群の3段ジムが魅力。
すべり台は取り付け方によって「ゆるやか角度」と「すいすい角度」の2段階に高さ調節が可能。
ブランコを取り外せば鉄棒にもなるので、幼稚園児頃でも長く遊べます。
ベビーサークル|知育玩具や持ち手付きを選ぶのが賢い選択
すでにお持ちの方もいると思いますが、ベビーサークルはつかまり立ちにも役立つグッズです。
プラスチック製や木製、メッシュタイプのものなど素材もさまざまですが、これから用意するならおもちゃパネル付きやとって付きタイプが長く使えておすすめ。
遊びたい好奇心が、つかまり立ちを積極的にサポートしてくれます。
つかまり立ちをするなら、床との間に滑り止めをつけるとなお安心です。
すべり台やブランコ一体型は3歳頃まで長く遊べる
サークル、ブランコ、すべり台、バスケットゴール、一台4役のベビーサークルは、家で遊園地を作れます。
サークルには、つかまり立ちの練習に最適なとってや丸い穴付き。
工具を使わず、ドアパネルを差し込むだけで簡単に組み立てができる点が便利。
落ち着きのある木製ベビーサークルは丈夫で長持ち
木製の落ち着きのあるベビーサークルながら、2枚のおもちゃパネル付きが楽しい!
お部屋に合わせて、広さや形を自由自在に変えられるのもメリットです。
カラーボールをたくさん入れて、ボールプールとして遊べば、3歳頃まで活躍します。
つかまり立ちを促すおもちゃはレンタルもおすすめ
つかまり立ちを促すおもちゃは、大きめで処分に困りがちというのがデメリット。
上記でご紹介した「長く遊べるおもちゃ」を選べばムダにすることは少ないかと思いますが、短い期間で利用したいなら、レンタルという選択もあります。
1週間単位でレンタル可能なので、興味のある方は、下記の記事をのぞいてみてくださいね!
知育に関心はあるのに、どんなおもちゃを選べばいいかわからない…
筆者もそんな親の1人でしたが、今は「おもちゃのサブスク」というおもちゃレンタルサービスを使って知育に励んでいます。
0歳からおもちゃサブスクを利用しているわが子は、パズルやゲームが大得意になり、3歳で大人を任すほどに成長しています。
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