ドラえもんの「ころがスイッチ」はどれがいい？初めて・買い足し向けセットを解説

初めての「ころがスイッチドラえもん」どれを買うべき？
それぞれの違いを比較したい
買い足しにおすすめのセットは？

というお悩みに、おもちゃのサブスクなどを利用し、200点以上の知育おもちゃと出会ってきた筆者がお答えしていきます。

転がるボールが大きくなったり、のぼったり、独自のしかけがおもしろい「ころがスイッチドラえもん」。

筆者もお友達の家で子供と遊んだことがあり、わが家への導入を検討しているのですが…

どれがいいのか調べてみると、同様に悩んでいる方が多いようなので、今回記事にしてみました。

「ころがスイッチドラえもん」の種類とそれぞれの違い、他のおもちゃとの遊び具合によってどれが最適か選べる内容に仕上げましたので、参考になれば嬉しいです！

「ころがスイッチドラえもん」ってどんなおもちゃ？

「ころがスイッチ」とは、遊びながらプログラミング的思考が学べる、バンダイトイズがつくるスロープおもちゃのこと。

「ドラえもん」「ポケモン」「ウルトラマン」「キューリーキット（恐竜）」の4シリーズがあり、中でも多数の商品があって、人気を集めているのが「ドラえもん」シリーズです。

2021年には、「日本おもちゃ大賞 コミュニケーショントイ部門」において、電子スイッチを使ってボールを飛ばすしくみが評価され、大賞を受賞しました。

遊んでみると、実際に漫画に登場するひみつ道具とブロックを組み合わせて多様なコースを作れる点が、ドラえもん好きにはたまらないおもちゃとなっています。

この章では、ドラえもんころがスイッチの種類と、このおもちゃのねらいや知育効果、他のおもちゃとの違いについてお話していきます。

ころがスイッチの対象年齢とねらい（知育効果）

「ころがスイッチ」は、考える・組み立てる・試す・直すの4ステップを通じて、論理的思考や問題解決力などの「プログラミング的思考」が身に付けられる知育玩具。

試行錯誤しながらコースを組み立てることで、物事を筋道立てて考える力や、最短の解決方法を導き出す力が備わります。

対象年齢は、ころがスイッチ全シリーズで3歳以上となっていますが、初心者から上級者までが楽しめる、様々なレベルの「ころがスイッチ」が発売されていることも特徴です。

ころがスイッチを通して育める力

「ころがスイッチドラえもん」は全8種類！

現在発売されている「ころがスイッチドラえもん」の種類を全部みていきましょう！

以上の8種類が発売されていますが、それぞれのセットの違いは、ひみつ道具とパーツの数にあります。

「ひみつ道具スイッチ」とは、ボールの動きに思いがけないアクションを与えて、コースを楽しくするしかけのこと。

ボールがワープしたり、ボールが大きくなるギミックで、ドラえもんの世界観を表現し、他のスロープトイにはないコースアクションが楽しめます。

コースを楽しくする「ひみつ道具スイッチ」の種類と特徴

正直、ころがスイッチドラえもんの面白さは、ひみつ道具がいくつ入っているかだと思うので、ひみつ道具の種類は多ければ多いほど楽しめます。

下記にどのセットに、どのひみつ道具がセットされているかを、一覧にまとめてみました。

■ころがスイッチドラえもん各キットに含まれるひみつ道具スイッチ一覧

①タケコプター

②タイムマシン

③どこでもドア

④タイムトンネル

⑤エスパー帽子

⑥もぐら手ぶくろ

⑦タイムふろしき

⑧バイバイン

⑨スーパー手ぶくろ

⑩コエタカマリン

⑪空気砲

⑫ころばし屋

⑬ジャイアンハンド

⑭時間ナガナガ光線

⑮ガリバートンネル

⑯のび太とスーパー空気砲スイッチ

⑰雲かためガス

⑱ドラえもん はたあげゴール

①ファーストキット 4,378円

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②ワープキット 6,578円

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③ジャンプキット 6,578円

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④ボックス ステージキット 8,580円

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⑤デラックスキット　―スーパー空気砲スイッチ― 10,780円

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⑥デラックスキット 10,780円

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⑦スイッチタワーキット 11,000円

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⑧ボリュームデラックスキット 10,780円

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ひみつ道具が最大にセットされているのは、「ボリュームキット」で、こちらはひみつ道具が8種9個セットされています。

次にひみつ道具が多いのは、「ボリュームデラックスキット」で、7種8個が含まれています。

ひみつ道具とそれ以外のブロックパーツは量がほぼ連動していて、価格にも反映されていますよ。

その他には、ミッションブックという作例集とシールが1つずつ各キットに付属しています。

現在では、ひみつ道具スイッチのみ単品では購入できません（ブロックパーツの一部は公式サイトで購入可能）。

正直どれがいい？「ころがスイッチドラえもん」の選び方

ころがスイッチドラえもんの種類がわかったところで、どれがいいのかということですが、

今回は、

①初めて向け
②兄弟で楽しみたい方向け
③派手なアクションが楽しみたい方向け
④買い足しにおすすめの組み合わせ

という視点で選んでみました。参考になると嬉しいです！

初めてのスロープトイなら「ワープキット」がおすすめ

そんな、ころがスイッチドラえもんが初めての方には、「ワープセット」（定価6,578円税込）がおすすめ。

「ファーストセット」じゃないの？と思われる方も多いかと思いますが、「ワープキット」の魅力は、ひみつ道具の充実具合に対してコスパが良い点です。

	1パーツあたりの価格	ひみつ道具の種類
ワープセット 69パーツ／6,578円	約95円	5種類 タケコプター どこでもドア タイムトンネル エスパー帽子 もぐら手袋
ファーストセット 32パーツ／4,378円	約137円	2種類 タイムマシン タケコプター

また、ファーストセットには含まれてない、ひみつ道具が4つもあるのもポイント！

以上のように、変化に富んだアクションが一通り入っているので、かなりお得感があるのではないでしょうか。

特に、どこでもドアはボールを下から上に移動できるという重力を無視したしかけなので（笑）、ドラえもんの世界観を体現していて楽しいですね。

以下のようなコース見本が、初級から上級まで8種類が公開されているので、初めてのお子さんは十分に楽しむことができます。

バンダイ公式の「コース図鑑」より、作例集をチェックできます

最安はAmazon！

兄弟や家族で遊ぶなら、充実の「デラックスキット」を選択

一緒にコースづくりをすると、ひみつ道具の取り合いになることは必須なので（笑）、8種9個が含まれた「デラックスキット」がおすすめです。

特に、「スーパー手ぶくろ」「ジャイアンハンド」は、坂道をボールがのぼるという普通ではあり得ないアクションが楽しめるので、家族で盛り上がること間違いなしです。

また、空気砲のようにボールが飛び出したり、ナガナガ光線のようにゆっくりボールが転がるしかけもあるので、ボールの緩急を活かしたおもしろいコースが作れるのも特徴のひとつです。

「デラックスキット」と「ボリュームデラックスキット」との違い

定価10,780円という同価格の「デラックスキット」と「ボリュームデラックスキット」。

比べてみると、以下ような違いがあります。

	ひみつ道具	ブロックパーツ
デラックスキット （2019年10月発売開始）	8種9個 どこでもドア×1、タイムトンネル×1、 エスパー帽子×1、バイバイン×1、 時間ナガナガ光線×1、空気砲×1、スーパー手ぶくろ×2	12種112パーツ
ボリュームデラックスセット （2020年10月発売開始）	7種8個 タイムふろしき、スーパー手ぶくろ×２、 コエカタマリン、どこでもドア、バイバイン、 タケコプター、エスパー帽子	14種120パーツ

スーパーデラックスセットは、ひみつ道具がひとつ少ない代わりに、2階建てのコースがつくれるブリッジブロックが新搭載されています。

ECサイトだと、ボリュームデラックスセットの方が価格が高いです

派手なボールアクションを楽しみたい方向け

ボールが飛んだり跳ねたりのド派手なアクションを楽しみたいなら、「デラックスキット　―スーパー空気砲スイッチ―」（定価10,780円税込）の一択！

「のび太とスーパー空気砲スイッチ」という離れたコースへボールを飛ばすことができるしかけが入っているのは、実はこのキットだけ。

残念ながら、ひみつ道具は単品購入できません

今までにはない（他のスロープトイにもない！）赤外線を搭載した電子スイッチで、ボールを遠くに飛ばすことで、ダイナミックなコースづくりが楽しめます。

2021年「日本おもちゃ大賞コミュニケーショントイ部門」大賞受賞

買い足しにおすすめの組み合わせ

そんな方には、予算を抑えた「ファーストキット」（定価4,378円税込）をまずは購入してみるのもおすすめです。

そのあとキットを買い足して遊ぶ方法もありますよ！

バランスの良い組み合わせ方としては、

などの組み合わせがおすすめ！

ジャンプキットを買い足しすれば、ボールが飛ぶ大きなアクション（空気砲）がプラスされ動きが華やかになりますし、ボールが大きくなる不思議なしかけ（ガリバートンネル）では間違いなく盛り上がりそうです。

ボックス ステージキットを買い足せば、左右にボールが振り分けられる「タイムふろしき」、キャタピラに乗ってボールが転がる「ころばし屋」で、ボールアクションの変化を楽しめます。

また、収納ボックスが付いているのは「ボックス ステージキット」唯一で、フタをコースに組み込んで使うことができます。

スイッチタワーキットを買い足しすれば、パーツが格段に増え、高さ45cmのダイナミックなタワーを組むことができます。「雲かためガス」や「ドラえもんはたあげゴール」はこのキットだけのひみつ道具スイッチですよ。

「ころがスイッチドラえもん」と他のスロープトイとの違い

ころがスイッチドラえもんと同じ時期に遊べるスロープトイにはどんなものがあるのか気になりませんか？

「ドラえもん」に激ハマりの場合は、ころがスイッチで間違いありませんが、もし同様のスロープトイをお探しの場合は、ぜひ比較検討して、納得の上で選ばれることをおすすめします。

3歳から遊べるスロープトイには次のような商品があります。

「ころがスイッチ」の類似品（他のスロープトイ）

他には、以上のようなスロープトイがあります。

特に人気の3商品をこれからご紹介していきます。

くみくみスロープ（くもん出版）

筒状のパーツをつなげて、ボールが転がるルートを作るスロープトイです。

ころがスイッチと同じ、3歳以上を対象としていますが、筒の中のボールの走りが見えない分、くみくみスロープの方が難易度が高いです。

完成したコースが無事に貫通しているかは、最後にボールを流してみてからのお楽しみ！

難しい分、試行錯誤しながら考える時間は増えますし、論理的思考やプログラミング的思考がより備わるともいえますね。

▼ころがスイッチ同様、シリーズがいくつかあるので、お子さんのレベルや年齢に合わせて、買い足しや拡張しながら遊ぶことができます。

キュボロ ジュニア(cuboro)

最近、藤井聡太棋士が子どもの頃遊んでいたと話題になっているが「キュボロ」。

5歳以上を対象とする本家は積み木にルートが隠されてしまう部分が多いのですが、「ジュニア版」なら、スロープ部分が増えて、3歳からのお子さんでも難しすぎず遊べます。

写真の40キューブが3万円台とお高いのですが、藤井聡太棋士効果でとても売れている知育玩具になります。

▼キュボロはおもちゃサブスクでレンタルがおすすめ！

マグビルド スロープセット（Kit Well）

透けてキラキラと美しいマグネットブロック「マグビルド」のスロープセット。

すべて透明で、ボールの走りがじっくり見れるから、他のスロープトイとは違った楽しみ方ができます。

マグネットでくっつくパーツは、ブロックタイプと違い、縦横ななめ自在にくっつけられるので、お子さんの創造力を養いたい方にもおすすめしています。

ドラえもん以外の「ころがスイッチ」

ころがスイッチは、ドラえもんシリーズ以外のキャラクターから選ぶこともできます。

ドラえもんは8種類のの商品ラインナップがあるので、他はそれほどではありませんが、好きなキャラクターで選んでみてもいいですね！

【結論】「ころがすいっちドラえもん」はどれがいい？

以上の結論となりました。

遊んだ感想は続報でお伝えします！

▼スロープおもちゃで色々遊んでみたい方には、レンタルも検討してみてください

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